コロンバスサークルにあるアート&デザイン美術館(MAD)で開催中のパンクロックの歴史をグラフィックで振り返る回顧展「Too Fast to Live, Too Young to Die: Punk Graphics, 1976–1986」に行ってきました。展覧会は、パンクロックのファッションやスタイルに多大な影響を与えたヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンが1970年代にロンドンにオープンしたショップ「Too Fast to Live, Too Young to Die|生きるには早すぎ、死ぬには若すぎる」と同名のタイトルがつけられています。
展覧会では、”タイポグラフィー”、”ロシア構成主義〜ドイツのバウハウス〜オランダのデ・ステイルなどにインスパイアした作品”、”コラージュ”、”ニューヨークのパンクロック”などのテーマにわけられ、ライブのポスターや、アルバムのジャケット、雑誌などが展示されています。
ピンバッチ。知ってるバンドありますか?素敵なデザインがいっぱい。
ニューヨークのパンクロックの代表的存在ラモーンズのグラフィックス。
パンクを象徴するイメージとも言える、ジェイミー・リードがデザインした、セックス・ピストルズの「God Save The Queen」
こちらは、いまだに多くのオマージュ作品が作られ続けているイギリスのグラフィックデザイナーピーター・サヴィルがデザインした「Joy Division / Unknown Pleasures」
レコードが聞けるコーナーもあります。
Too Fast to Live, Too Young to Die: Punk Graphics, 1976–1986は、8月18日まで開催中です。エキシビジョンは、5階まである美術館の4階と5階の2フロアで、下の階には、センスの良い素敵な工芸品やアートの展示があります。
また、アート&デザイン美術館では、この展覧会を記念して、「Global Punk」という映画上映のプログラムを7月11日まで、開催中です。パンクロックが与えた影響によって作られた世界の映画をみることができます。日本のロックバンド、ギターウルフが出演する竹内哲郎監督の映画「ワイルド ゼロ」の上映も予定されています。映画のタイトルや上映日時は、美術館のホームページで確認してください。
1階のギフトショップは、同エキシビジョンのパンフレットやエキシビジョンにちなんだ商品の他、デザインのクオリティの高いジュエリーや雑貨などのグッズがいっぱい集まっていますので、是非寄ってみてください。
by ya
Museum of Arts and Design(アート&デザイン美術館)
2 Columbus Cir,
New York, NY 10019
https://madmuseum.org/
【関連記事】
・ホイットニー美術館がお引越ししました!~ Whitney Museum of American Art
・地球上で最大のミニチュアワールド! タイムズスクエアの新スポットGulliver’s Gate
・ミッキーマウス生誕90周年記念のエキシビジョンMickey: The True Original Exhibition
・ホイットニー美術館でアンディ・ウォーホル回顧展「Andy Warhol – From A to B and Back Again」
・憧れのティファニーで朝食ができる、五番街の本店の「The Blue Box Cafe」
・ミッドタウンウエストにあるデザートが美味しい人気のカフェ Bibble and Sip Bakery Cafe
・話題のコンセプトストア Roman and Williams Guild の「La Mercerie Cafe」
・【ニューヨーク観光名所人気ランキング】はこちら!