今や全米に直営店がハワイ店も含めて5店舗もあるウルフギャング・ステーキハウス今度、41丁目のニューヨーク・タイムズのビルに6号店をオープンするとの事。ニューヨークだけでなんと4店舗。これは、スゴイ!!
ここパークアベニューの33丁目のコーナーにあるお店は、ウルフギャング・ステーキハウスの第1号店店内はオイスターバーのようなタイル貼りのアーチ型の天井が見事で、元祖としての風格がありますね。
ステーキハウスらしい年季の入った風貌のウェイターのニールさん「ピータールーガーは100年もやってるのにまだ2店舗しかないんだ!」「うちはあっと言う間に5店舗も出したんだ! それにあそこはツーリストが行く店なんだ」っと、自慢してましたが、、「ああそうですか」と言う前に「まずはお肉のお味を吟味させていただきますよ!」
ところでニールさんの名前の横に ★マークが4つ。これはミッドタウン店、トライベッカ店、べバリーヒルズ店、ハワイ店舗のオープンにヘッドウエイターとして軌道に乗せた、勲章みたいなものなんだそうです。
「ここは、ベーコン、Tボーン・ステーキ、クリームスピナッチ、これで決まりなんだ」「これで腹いっぱいさ、後は何もいらないね。。。」との言で即、その通りに注文。
このコースって、ピータールーガーの定番コースなんですが・・・・・。パンもベーコンもお味は、全くピータールーガーと同じって感じでした。しかしここでガツガツ食べる とステーキが入らないのでご注意ください。
ニールさん曰く「ここは前はホテルだったんだ」「えーと、、?」名前がなかなか思い出せないご様子・・・・「そうそう、あそこに写真がある」との事で見てみると、ヴァンダービルトホテルでした。
確かに天井は同じですね。でも随分と広い感じがします。「地下に駐車場を造ってしまったんだ! だから今は天井の高さが半分というわけ」とのニールさんの説明、なるほどそういう歴史なんですね。
天井は確かにちょっと低い感じがしますが、なんとなく地下組織っていうか隠れ家的なコージーな雰囲気が醸し出されていて、バーもなかなかいい感じです。
さて、10メートル先からでも「ジュージュー」とお皿の上で肉がまだ焼けている音が聞こえる、極めつけTボーン・ステーキの登場!!ピーター・ルーガーよりも気持ち大きめな感じがします。
ミディアム・レアと注文すると、だいたい焼けすぎで出てきますがウルフギャングはちゃんと中が赤い仕上がりでした。イヤァー、、あっという間に5店舗も出店したのが頷けるお味で、、ピータールーガーも真っ青! かもです。
地下のトイレに行く階段の踊り場にウルフギャング氏と有名人の写真がありました。ニールさんが、「クズミ、クズミ」と言うので見てみると・・・
小泉前首相の写真もありました。隣の美女にしっかりと寄り添ってご満悦のご様子。
オリジナル・ウルフギャング・ステーキハウスはグランドセントラル駅、エンパイアー・ステートビルやホテル・キタノからも歩いて行けるパーク街と33丁目。
ピーター・ルーガーまでは、相当気合を入れて車かタクシーでないと行けませんがウルフギャングはひょっとすると、ピーター・ルーガー以上の味がマンハッタンで手軽に味わえるベスト・チョイスかも知れません。クレジットカードも使えるし。。。是非お試しください。
Wolfgang’s Steakhouse Park Avenue
4 Park Avenue, NYC NY 10016
212-889-3369
www.wofganssteakhouse.net
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