ロングアイランド・ワイナリーは何回行っても楽しい場所。とくに夏が来ると遠出をしたくなります。私の場合は、夏には海に行きたくなる → シーフードを食べたくなる→そしおいしいワインも飲みたくなる。そんな因果関係があって、夏にはロングアイランドに毎年通っています。
ニューヨークの飲酒運転の基準としては、血中アルコール濃度が0.08%を超えると違反対象として取り締まられます。ここロングアイランドでは 特に警察の取締りが検査が厳しいので「ちょっとぐらい」と考えるのは危険です。 バスツアー利用が便利です。ニュージャージー、マンハッタンからたくさんの方にご参加いただきました。今回も3箇所のワイナリー訪問と果物狩りともりだくさんのツアーです。一緒に行ったお酒が苦手な友達もこの果物狩りを目当てに参加しました。
最初の訪問地はOsprey’s Dominion。
このOspreyというのはミサゴという鳥で鷹科ミサゴ属です。
このワイナリーではミサゴが上空から監視をさせています。(本当かなあ、比喩かなあ・・・)訪れた日にピーターさんがいるとあなたはラッキー。彼がワインのテイスティングを楽しく演出してくれます。この日のピータさんのお勧めは2007年のCabernet Francでしたが、私のお気に入りは2009年のPinot noirでした。ぶとう畑の前には、ピクニックエリアがあり、お天気のいい日にはゆっくりしたいところです。
次の訪問地は黒船を率いて幕末に日本にきたマシュー・ペリーの末裔の経営する The Old Field Vineyard。
最初に訪れた広々とした開放的なワイナリーと違って趣きがある小さな建物のテラスでテイスティングを行います。
ご主人が奥まで案内してくれて、当日は午後に結婚式を予定しているとかで海辺の前の素敵な会場となっておりました。
次はお楽しみのランチタイム!グリーンポートはノースフォークの先端に近い海辺の街で元は漁村として栄えたところ。いまでは、観光客用にもあちらこちらにかわいいお店がたくさん。でも、ここまできたら、シーフードを食べなくっちゃ!ガイドさんお勧めのClaudio’s Clam Barを訪れて
ロブスターロール
フィッシュアンドチップス
Mussels(ムール貝) を注文しました。
マンハッタンのレストランに行くよりよっぽど安くておいしいです!もっとパンがあれば、ムール貝のスープを残さずに済んだのですが、、残念。とくにロブスターサンドイッチはロブスターがたくさん入って、大満足でした。
午後のテイスティングを控えているので、ランチはノンアルコール・ドリンク(水)とともにいただきました。3軒目のワイナリーは、Castello di Borghese。
こちらでは樽でなく、ステンレスの中で寝かせた白ワインをお試しください。Pinot Noir 2011はステンレスの中でピノノワールのぶどうを寝かせでできた白ワイン。Chardonnay 2011 は最初樽で寝かせて、次にステンレスの中で寝かせたものです。入れてくれるAnn Marieさんの注ぎ方が結構大盤振る舞いでうれしかったです。
最後の果物狩りはサクランボ摘みでした。九州出身の方は木になるサクランボをはじめて見たそうで、そういえば、日本では山形県が有名で全国の7割以上の生産を占めていました。北のほうの産物なんですね。女性達が箱からこぼれそうにして詰め帰ってくるのに、男性たちは箱8分目くらいなのが特徴でした。帰りのバスは皆さんよく寝て帰りました。 また来年~
by くっしー
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