ロッキー山脈国立公園は、カナダから南北5000キロメートルにわたる複数の山岳系で最高峰は標高4399メートルのエルバート山です。園内には標高3600メートルを超える高峰がなんと78もあります。行きかたは、デンバーから1時間強でいけるエステスパークから行く方法と、西からグランビー~グランドレイクから行く方法がありますが、両方をつなぐトレイルリッジロードは残念ながら、今回は4月でまだ途中までしかいけませんでしたが、雄大なロッキー山脈の景観を楽しむことはできました。
エステスパークから入る、国立公園の入り口ゲート。シーズン前でがらんとしていました。
ベアレイクロードの終点にたたずむベアレイク。正面には、標高3875メートルのHallett Peak(右端の山)がそびえています。
ベアレイクから、Fern Lake, Fern Falls、Cub Lakeを通りモレーンパークへのハイキングコースは片道17キロやく6時間のコース。 この他にもいくつものハイキングコースベアレイクから出ています。
なんと、びっしり氷が張り詰めたベアレイク。 もちろん歩いて渡れます! これは夏には絶対にできない経験。
そしてこれは夏の氷が解けたベアレイクです。
ロッキー山脈国立公園は植物、生態系が非常に豊かで手付かずの大自然が残されている地域で、観光のための道路は1本のみ。
ロッキー山脈はその膨大な雪解け水がアメリカ西海岸の生活を補っているといっても過言ではないほど重要な役割を果たしているのだそうです。 アメリカで供給される水の25%はこのロッキー山脈が水源となっているとの事。
エステスパークからの34号線を入ったところにある、Fall River Visitor Center。お土産を買うなら、ここです。 ありとあらゆるお土産が揃っていました。
車が渋滞しているのは、Lucky サインです! 動物が見られる可能性大だからで、ビッグホーン・シープの家族が道路をふさいでいました。
車が直ぐ近くまで着ても、平気で道路わきにお休み中!エルク、ビーバーも良く見かけられるそうですが、ブラックベアーは、ピューマにはあまりお目にかかりたくないですね。。
ロッキー山脈には米国とカナダをあわせて10もの国立公園があり、バンフ、イエローストーンなどもその中に入りいますが、このロッキー山脈国立公園とグレーシャー国立公園はもっとも人の手が加えられていない、自然が手付かずで残っている公園といえます。
グレーシャー国立公園に比べてロッキー山脈国立公園はデンバーから2時間弱で玄関口のエステスパークにいけてしまうほどアクセスは良く、宿泊施設もお手ごろなものが多いので、是非足を伸ばされてみてはいかがでしょうか?
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