ブエノスアイレスの山の手「レコレータ」地区にある「レコレータ墓地」。1882年に開設され、最も栄誉と富のある人達が眠りについています。
ほとんど火葬をしてないので、防腐処理をされただけでほんとに地下に眠っているのです。(夜は絶対一人では来たくないですね……マジで)中でも最も人気のあるのは、エビータの愛称で親しまれた、マリア・エバ・ドゥアルテ・デ・ペロンのお墓です。
恵まれない少女が女優となり、大統領夫人となるも33歳で病に倒れた生涯はブロードウェイミュージカル、そしてマドンナも演じた映画にもなりました。 今でも参拝する人とお花が絶えません。歴代大統領13人を含め全部で6400の納骨堂があるそうです。建築家にとってはまさに野外教科書でいろんなタイプの建築物が並び視察に来る学生も多いのだそうです。
また写真愛好家にとってもチャレンジングな被写体が目白押しです。ここもブエノスアイレスのMUST SEEの1つです。中には資金難なのかメンテされてないお墓もあって、この荒廃かげんがなんともまた味わい深いのです。
狭い路地にぎっしり建物が並んでいるので、広角レンズがついたカメラをお持ちする事をお薦めします。
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