アメリカ最古の温泉「オホ・カリエンテ」はサンタフェから1時間、タオスから約20分のところにあります。約140年前にアメリカで最初の自然のヘルス・スパとして開業したとありますが、インディアンには何千年も前から知られていたそうです。
ここには、リチウム、鉄、ソーダ、ヒ素の4種類のお湯があるそうでうつ病、リウマチなどに効くのだそうです。お湯といっても下にあるのはぬるいお湯のプールで、その奥に熱いお湯がありますが日本人にはそれでもちょっとぬるいです。
レストランや旧館のホテルの隣に新築のゲストチェックインのロビーがあります。奥にギフトショップなどがありますがここで、タオルやキーを受取ってロッカールームに行きます。一日の入浴料は$16と大変良心的です。
これはホテルの部屋の入口です。複数の家族で宿泊できるような一軒家からカップル用の部屋、家族用の部屋まで多様なお部屋が用意されています。
まさに、ニューメキシコを存分に堪能できるセッティングです。ここでのんびり2~3日過ごせたら最高!!
Own Riskで飲んでください、と書かれた井戸です。水筒に水を入れて持ち帰る人も多くいましたが、飲んでみると匂いはきつくありませんでしたが、なんとなく薄い昆布茶のような味がしました。
ここは、岩肌をバックにしたプールです。お湯の色が濃くて底が見えないのでドボンと入ると溺れそうになるほど深いプールです。40度位ですから長湯ができます。
またレストランもこんな田舎(失礼)にしてはなかなか味もしっかりした料理で、ワインセレクションも揃っています。 サーモンとステーキがお薦めですよ!
これは、なんだかわかりますか? 葉巻の形をしたチョコレートケーキです。こんな凝ったデザートはニューヨークでも見た事がありませんでしたが、葉巻の部分の殻が細かく中のチョコレートも甘すぎず、美味でございます。日本のような温泉とは違って、回りには温泉町もなく夜は真っ暗になってしまいますが満点の星を眺めながらの一風呂はまた贅沢な気分にさせてくれます。まさに秘境の湯ですが、来ているお客さんも穏やかなインテリ風の方が多いようで、心も身体も静養できるスパと言えるでしょう。
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