ミッドタウンはタイムズスクエアのど真ん中にあるパレスシアター（The Palace Theatre, 1564 Broadway & 47th st） にて『パリのアメリカ人（An American In Paris）』という新しいミュージカルがプレビュー上演中ということで、先日マチネのショーを観に行ってきました！
土曜日のタイムズスクエア、、、文字通り、世界中から人が集まり、興奮と熱気がここから発せられているかのようににぎわっていました。 そんな中、圧倒されながらも私たちも観光客に紛れてお目当てのパレスシアターへ。なんとかたどり着いた時には既に長蛇の列で満員御礼の様子。それもそのはず、このミュージカルは、あのニューヨーク・ブルックリン出身の「Rhapsody in Blue」や「I Got Rhythm」でも知られている、ジョージ・ガーシュイン作曲『An American in Paris』を元に、1951年に製作された同タイトルのアメリカのミュージカル映画が実は先にパリのシャトレ劇場にて公演されていたものが、遂にブロードウェイで公演となってはお待ちかねだったに違いありません！
ストーリーの舞台は第二次世界大戦後のパリ。パリで芸術家を目指すアメリカ人青年が、恋に落ちてしまった美しいフランス人女性、、 実は自分の友人アンリの婚約者とわかる。。。
パリといえば、芸術の都、そして恋人たちの街。その芸術も絵画、音楽、ダンス、哲学、ファッション、、色々なテーマが混ざり合い、また恋と言っても、一目ぼれ、一方通行の想い、相手の幸せを願って自分は身を引く想いと、まさにこのミュージカルはその多岐にわたる2大テーマを盛り込んだストーリーです。約2時間30分（途中15分の休憩あり）のショーは何とも見ごたえがあるわけです。
実は主役の2人はバレエ界トップクラス出身だそうで、それもそのはず、随所にバレエのシーンがあり、特にクライマックスには約15分間ものバレエのダンスシーンが圧巻です。ミュージカルでありながらも本物のバレエも観ることができるのも見所の一つです。
また、次々と変わる舞台装置も必見。細部にこだわりユニークです。もちろんパリがテーマなだけに衣装も目が離せません。
因みに、ミュージカルグッズも販売されています。パリといえばベレー帽！なのですが、キャップとTシャツを作っちゃうところがさすがアメリカです（ベレー帽もありましたが）。そのほかにもデミタス＆ソーサー、コーヒーマグ、ソープはお土産にも喜ばれそうですね。
本公演は4月12日からです。“ニューヨークにいながらパリも楽しめる” そんなミュージカルを、是非お楽しみください。
by ミニョン
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本場のパリに行っちゃおう～！という方は‥
【劇場】
The Palace Theatre
1564 Broadway
New York, NY 10036
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