シリーズ 第48弾! |
ミッドタウン、マジソン街と50丁目に立地しているこの歴史あるNYパレスホテルは1882年に建設された由緒正しきグランドホテルだ。1980年にホテルとして創業が始まり、オーナーが何度か変わったが、ビルはそのままの姿で存在を示している。ホテルはMainとTowerの部分に分かれており、エレベーター・チェックインが異なるが実は同じビル。上層階がTower(41階から上54階まで)その下がMainとなる。 “ The New York Palace ” をご紹介!!
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ニューヨーク、マンハッタンはモダンのトップを走っている街の一つだ。そのミッドタウンに今も昔懐かしきグランドホテルがある。冬にはライトが照らされ、更に贅沢で暖かな雰囲気をかもし出すエントランス。ホテル玄関も正面のマジソン街(50-51の間)、他50丁目、51丁目(いずれもマジソンとパークの間)と3つある。
まずは昔からのホテル正面玄関。 ゲートをくぐると、、
パレスとは名ばかりでなく、まさしく「宮殿」のごとくである。今は坊主の木もクリスマスシーズンは電球できらきら。
こちらは50丁目側の入り口。ラゲージがあったり車で来る場合は、このエントランスが一番便利。正面はゲートから歩かなきゃならないし。。 フロントデスクも入ってすぐ左手にあるし、一番歩かなくてすむのだ。(ちなみに51丁目側はフロントデスクが遠いから、ホテルの中でラゲージをがらがら引くことになる)
フロントデスク(Main) コンシエルジュとベルキャプテンはデスクが別にある。
ロビーにある生花。高級ホテルはお花にお金をかける。春らしいかわいいピンクであなたをお出迎え。
では、では、いよいよTowerからご案内。
通常のフロントデスクの反対側を振り返るとこのTower宿泊専用のドア(50丁目の入り口が便利)。そしてこのドアの中にTower専用のチェックインカウンターがある。
Tower宿泊客だけの水ボトルはいつでもフロントの前で。
Towerのドアを入ったところ。左手に見えるのがフロントデスク、チェアもどっしりと心地がいい。が、ちょっとお茶目に右手のソファはなんと豹がらであった。ちょっと驚いたわたし。
エレベーターを降りても各階には生花が
Towerの1キングベッド。ゆったり感がたまらない。
ベッドの上じゃなくても、足をオットマンにのせて、ゆったり。
Towerのバスルーム。キングベッドのお部屋は殆どがシャワーのみ。2クイーンサイズかスイートルームがバスタブ付き。ちなみにこれはキングのお部屋のものだけど、タブつきは数が少ない。
バスルームアメニティは全館こちら。人気のMolton Brown(England)。Towerはサイズがこれより大きい。
Towerのスイートルーム入り口。
まるでアパートのような広い空間。長期滞在でもゆとりの毎日。
ベッドの横にあるこの小さなiPadのような物でカーテンを閉めたり、明かりを消したり自由自在。これはTowerだけのサービス(Mainは手動でベットから立ち上がらないとカーテンが閉まらない)。
バスルームにもゆとりが。
セイフにバスローブ、スリッパもあり。
じゃーん、更にアップグレードのスイート。リビングルームが大きい!しかし、ここのホテルの最大のスイートは5000 Sq.ft というから想像がつくかしら?3階建てでしかもプライベートのテラス付き、下手したら日本の一軒屋分ぐらいあるかも。そういうところに気兼ねなく泊まってしまう 人がここにはいるの。この日も、何方かがいらっしゃって、訪問は無理でした。
リビングルームから見たキッチン。このキッチン、自分の所より大きいと思っているのは、、たくさんいるはず。
このスイートはトイレだけっていうのが又別にあった。
バスルームも更にアップグレード。ダブルシンクでさらに広くなる。
それではそろそろMainの方に移動しましょうか
こちらはパレスホテルが誇るグランドステップス。イブニングガウンを羽織ったら、たちまち私達もお姫様。もちろん隣にはタキシードの紳士もいなくては。ウインドウから見えるのはマジソン街の正面玄関に通じる中庭。
そして別のエレベーターでメインフロアーへ。Mainと間の移動は8階のスパやジムのある階か、あるいは1階のロビーでエレベーターの乗り換えが必要となる。
うーん、あなたも何か感じた?Mainのエレベーターホール。お花が、生花がない、ない、なーい。カーペットも違うから歩き心地も違う。
Mainのお部屋その1。
Mainのお部屋その2。基本的にお部屋の大きさは同じでも階数が上になるほどMainのお部屋のお値段は上がる。10階より38階の方が眺めもよくなるので、まあ、そういうこと。
バスタブのあるお部屋は予約時に確認要。アメニティはTowerと同じMolton Brown。
Mainも、もちろんバスローブ、スリッパ、セイフ付き。
木曜の午後5時前だったけど、結構利用客がいて写真がこんなのしか取れなくてごめんなさい。宿泊客のみのエクササイズルーム。同じ階にスパ(これも宿泊客専用)The New York Palace Spaがある。気になるお値段、ホットマッサージ50分で$175、カップルマッサージは50分で$450となっている、サービスは自分の部屋でもお願いできる。TowerからもMainからも8階へどうぞ。
ショップ(51丁目の入り口近く) 何が売っているのかなーとちらっと見るとマイケルコースのバッグが。うーん、そういうの置いてもここで買う人いるのかな?ぎ、も、ん。
ポムパレ(Pomme Palais) おしゃれなスイートからサンドイッチ、ジュースなど。実はホテルには只今レストラン、ファインダイニングがないのだ。こちらでテイクアウト、あるいは軽食は取れる。
夕方だったから、ケースの中も少し寂しかったけど、おいしそう。
Taverns on 51 ファインダイニングはないけど、なんとバーは3つもあるのだ。こちらは1階51丁目側にある。落ち着いた感じだった。他に1階ロビーにあるTrouble’s Trustはすでににぎやかであった。どちらもカクテルは$20ぐらい。まあ、高級ホテルのラウンジ、バーの平均価格といったところ。そしてRarities、こちらは昔はメンバーオンリーのプライベートクラブ。というかプライベートサロンと言うべきか。25しかシーティングもない。現在も“ほぼプライベート的”なを守るため、リザベーションオンリーとなる。“君は特別”になれるチャンス!
パレスホテルも多額の費用をかけて大々的にリノベーションをしたのが3年前。大分コンテンポラリーな感じになった。ファインダイニングがないのが驚きのひとつだったが、また“有名なシェフ”のレストランが戻ってきそうなうわさもある。入り口が3箇所あるのは便利。特に車に乗ってると東西どちらからも車からホテルの目の前で降りることができる。
日本のケーブルTV Japanも見ることができるし、ビジネスで利用の場合は日経新聞などのサービスもある。日本語を話せるスタッフは現在いないが、スタッフには自信があるというこのホテル。お値段だけじゃなく“一流”を味わうグランドホテルが好き、という方々にはうってつけのロケーション。
ダイニングがホテルになくとも、ここはマジソンミッドタウン、徒歩圏内に素晴らしく有名で美味しいレストランがのきなみあるから、そんなに心配しなくても大丈夫。
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『キャシーの独断でお薦めホテルシリーズ第48弾』でした!
ご予約、お問い合わせは最寄のJTBまでどうぞ。
【参照】
The New York Palace
455 Madison Avenue
New York, NY 10022
(212)888-7000
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