アメリカ大自然「グランドサークル５日間」 ”グランドキャニオンの朝日だ～” 【５日目】 - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

ルックツアーの人気コース「アメリカ大自然　グランドサークル５日間」の見所をご紹介いたします。

・アメリカ大自然「グランドサークル５日間」　見所　【１日目】
・アメリカ大自然「グランドサークル５日間」　見所　【２日目】
・アメリカ大自然「グランドサークル５日間」　見所　【３日目】
・アメリカ大自然「グランドサークル５日間」　見所　【４日目】

そして朝日、グランドキャニオンの朝日です！

まだ暗い中、眠り足りない目を擦りながら早朝のひんやりとした空気の中で日の出を待つ。そしてその瞬間。東の空を少しだけ覆う雲を除けるようにその切れ間からいきなり鋭い光線を放って朝陽が顔を出す。太陽の熱が私達にそれまで着ていたジャケットや羽織っていた毛布を脱がせる。このツアー最終日の朝、だんだん高く上っていく太陽と一緒にグランドキャニオンのトレイル散策に挑戦してみる事にしよう。

サンダーバードロッジ

グランドキャニオン国立公園の中では最も便利な位置にあるキャニオンビレッジ。その中にあるのがこのロッジ。部屋の中にはコーヒーメーカーと冷蔵庫が入っているのがうれしい。公園内での行動はほとんどこのロッジの近辺からスタートするので大変便利。崖に沿って建てられ一歩部屋の外に出るとキャニオンの全景が目に飛び込んでくる。ロッジの隣にあるアリゾナルームはビーフステーキが評判のレストラン。食事をしながらこの素晴らしい膨大な景観を楽しむのも一つの手。

ブライトエンジェルトレイル

お勧めのビューポイント。出発前の数時間はキャニオンを足で楽しむ。ジグザグにつけられたトレイルはロッジの直ぐ横手からスタートする。時折すれ違うロバのツアーグループを崖に身を押し付けて見送る。足に自信のある人はかなりの距離を降りていくが大切なことは散策を楽しむこと、上り坂の帰路の時間を計算することと、水の携帯は他の何よりも大切なことであることも忘れてはならない。下方に見えるコロラド川に簡単に行けそうに思うが、数時間ではとても無理。適当なところで引き返そう。

アリゾナ州、セリグマン

ルート６６、このツアー最後のストップポイント。シカゴからサンタモニカまで４０００キロメーター以上走り抜けるアメリカで最初に生まれたハイウエイ。全行程ほとんどが片道一車線であったこともあり、１９６０年代後半あたりから交通が途絶え、地図から消えそうになったルート。この人口わずか８００人程の小さい町に生まれ育った一人の人間の手によって現在再びルート６６は昔の活気を取り戻すことになる。車の国アメリカ、そのアメリカの過去と現在を見つずけてきたルート６６。このハイウエイの歴史はそっくっりそのままアメリカの近代の歴史にあてはまる。この家はアリゾナ州のルート６６保存協会の本部でもある土産物店。

ミスター　エンジェル　デルガディロ

誰も来なくなってしまったルート６６の復活を願い、たった一人で署名運動を始めて歩き回った当時のバイタリティーを今でも失っていない人。ルート６６の顔として今は世界中に知られている。日本からも数え切れないほどのインタビューをうけている。当人無くしてこのハイウェーの歴史を語ることは不可能とさえ言われ、今も元気に復活活動に走り回り、アメリカの歴史保存を熱っぽく語り続けている人。ここに立ち寄って“こんにちは”と日本語で彼に声をかけてみて下さい。

ラスベガス

ツアーの最終地はラスベガス。私たちの地球が４６億年という途方もない歳月ををかけて創造した大自然を堪能した後は、人間がほんの数十年で作り上げた全てが人口造形物というラスベガスという町で終る。とてつもなく大きな時間というエネルギーで創造した大自然と較べると、どんなに豪華なホテルもなんとなく薄っぺらく見えてしまうが、人間は適応の天才なのだろうか？ほんの２～３時間もストリップを歩くとラスベガスという町も「スゴイナァー！」と思ってしまう。