サンフランシスコの観光ブックや絵葉書には欠かせないケーブルカーが走る光景。それはそれは人々に愛され観光客にも大人気!!愛される理由はなんだろう?? まず、このケーブルカーは世界最古もの!しかも、今もこの方法で運行しているのは世界でもこのサンフランシスコのみ!テンション上がるなぁ!
1873年 最初のケーブルカーが運行開始しその後1889年までに合計8社による8路線がサンフランシスコの街を走っていました。現在は1社による3路線で運行中。当時そのままの仕組みで電気では動いておらず、片側走行で終点までくるとターンテーブル上に乗せ人力で方向転換します。珍しい風景なので興味ありあり!
出発地点では順番待ちの人々の列がいつも耐えません。観光シーズンは1時間待ちも。
ケーブルカーが戻ってきました。さあ、ここからが珍しい光景。手前がターンテーブル。
ターンテーブルにのせて、
3人男性の力だけで押してゆっくりと回します。
最後は後ろから押して線路の上へ移動させ方向転換終了。お客さんを乗せ再出発。車内は半分室内になっていますが、もう半分はスカスカの窓なしお外席。でも皆の憧れは席ではなく、サイドにあるステップ台のお立ち乗り!
さぁ乗車!年代を感じるこの狭い室内が他乗客との一体感があっていいですねぇ。出発!
サンフランシスコは坂の多い街だからこの、上り、下りが遊園地の乗り物が一般道路を走っているようで楽し~い。風も感じるぅ。 実際、立っているまま坂を下るのは面白い!あと何か面白かったって?お立ち台にいるこの子供のようにはしゃぐ男性達を見るのが楽しかった!カメラ片手におおはしゃぎ!こっちまで嬉しくなるよ!
そんな楽しい一時、同行していた旦那様がどうしてもケーブルカーの仕組みを知りたいというのでケーブルカー博物館前で下車。まだコースの半分しかきてないのにぃぃぃ。はしゃぐ大人の外側から写真。きっと終点まではしゃぎ続けるんだろうなぁ。
さて、ここがケーブルカー博物館入口。何やら「ゴーゴー」と音が聞こえます。入ってみると、
ケーブルが動いている!!ここは博物館とはいいながら、ケーブルカーの原動力。実際モーターで動かしているケーブルをこの目の前で見ることができます。広い室内にいくつもの巨大な車輪がすんごい勢いでぐるんぐるん。これが街の地中で一日中動いています。これは世界でここだけのもの!
~ここで、豆知識ご存知でない方へ~このケーブル1本が路線の地中で走っており、その動くケーブルを車両についている装置でつかんだり放したりしてケーブルカーは引っぱられています。動いているケーブルをつかむ為、ギュとつかんでいきなり発進しないような工夫がされているようです。ですので、「GRIP」(つかむ)という事から「グリップマン」と運転手さんは呼ばれています。発進から停止、徐行、加速はグリップマンのうで次第。→私は知りませんでした。 博物館にある使用していた車両についているグリップ(左)装置部分と実際にグリップマンが操作するグリップ(右)先に博物館行ってから乗ってたらもっとドキドキしただろうなぁ
博物館には小さなお土産物屋さんもありましたよ。
ケーブルカーに乗ると子供はもちろん、大人も懐かしいワクワク、ドキドキ感が味わえます。大地震を乗り越え、歴史のある物が今だに街に溶け込んでいるのは人々が大事にしている証拠。博物館へ来てそう思いました。あんなに皆がはしゃげるのは本当に楽しくて、観光中のリラックスから?だとすると、やっぱり旅行っていいな~。 [マリ]
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