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間欠泉ゲイシールを後にして次の目的地 グトルフォス へ
ゲイシールから車で10分くらいで到着します。
粉雪が強風であおらせて吹雪のようになってきましたが車は進みます。
駐車場に入ろうとしたところでハプニング!バスが雪にはまって身動きが取れなくなりました。
タイヤの空回りの音だけが響きます。しかたなくここから歩いて滝へ!
駐車場のあるビジターセンターの裏に細道が続いており、
そこから木製の階段をひたすら下りて滝の見えるスポットまで歩きます。
+++この時点から暴風・雪の為、写真を撮影することすら忘れてしまいました。+++
以下サイトからもらってきた画像をつけます。こんな感じです。
ビジターセンター 細道の先、木の階段で滝まで下ります
ビュースポットへのトレイル※
※実は雪・凍結のせいで滝の流れ落ちる真横までのトレイルは封鎖されていました。夏に来たら迫力満点でしょう。
上の写真はなんとも涼しげな風景ですが、実際私たちが体験したのは、
暴風雪の為前に進むことすら困難な状況。5メール先の人影も見えないくらいで、途中立っているだけで
精一杯な状況。 木製の階段を下りている時などは手すりにしがみつきながら進みます。
人生かつてないほどの暴風を受けました・・・・ 記憶もあまり無いほどです。。。
写真でお見せできなくて残念。(というか写真では伝わりきりません!)
それでもどうにかビューポイントに到着。 目の前に“大自然” が現れました。
雪のない夏の時期はこんな景色 ↓ なのに、
それが・・・・ これ! 暴風雪を忘れてしばし感動。
人間ってちいさいな。。。、そんな思いでこのグトルフォスを眺めていました。
ちなみに、グトルフォス(Gullfoss)とはGolden Water Fall(黄金の滝)という意味です。
Golden Circleの名前の由来もこの滝から来ています。
午後、日の光に反射して水が金色に見えるから、黄金の滝と呼ばれるようになったそうです。
この時期にはおうごんの“お”の字すら感じられませんが。。。。
夏の素敵な時期にもどってきたいな、そんな思いで滝を後にしました。。。
再集合の頃にはだいぶ日が沈んできていました。3時30分ごろだってでしょうか。
ただ、まだバスが雪にはまって動けない状態で参加者全員が立ち往生。
ここにはレストランやギフトショップ、カフェもあってみんなコーヒーなどで体を温めてまっていました。
本当ならここからシンクヴェトリルに立ち寄る予定だったのですが、すでに真っ暗な状態。
観光どころではありません。また、雪でごつごつした地面の割れ目が覆われて、
溝があるか無いかわからなくなってしまっている場所もあり危険と判断。
今回は観光を断念。 ギャウ(地球の割れ目)に遭遇はなりませんでした。なので簡単にギャウを紹介。
アイスランドは海嶺が地表に乗り上げている世界でもめずらしい場所。アイスランドのギャウは、ユーラシアプレートと
北アメリカプレートに引っ張られることでできた割れ目で、アイスランドのほぼ中央を南北に貫いている。西部は西に、
東部は東に引っ張られるかたちで、アイスランドの国土は年に2〜3cmほど広がり続けている。
(参考資料:アイスランドへいこう! )
帰り道やオーロラツアーに参加した際に、走るバスの中でガイドが暗がりを指差しながら
「ここがプレートの境です。今ユーラシアプレートにいますが・・・・はい、ここから北米プレートですー」
と説明してくれましたが・・・ 真っ暗でよくわからず。。。
そんな暗い道を走ってレイキャヴィークに戻ってきたのでした。
冷え切った体を温める為に、おいしいレストランへ直行です!
<By: MIU & カワ>
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