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Let’s Shipoopi! ブロードウェイ・ミュージカル”The Music Man”を観てきたよ!

アメリカ


皆さん、待望のブロードウェイミュージカル”Meredith Willson’s The Music Man”を観てきました! 実は2021年12月28日のチケットを購入してましたが、出演者が新型コロナウィルスに感染して公演中止となり、約1か月後の振り替えで観劇となりました、本日はその時の様子をお伝えします。
”Meredith Willson’s The Music Man” はもともと1957年にすでに公演があり、その年のトニー賞でミュージカル部門最優秀作品賞など5部門、グラミー賞ではベスト・ミュージカル・シアター・アルバムを受賞しています。その後、1962年には劇場映画化、2003年には映画”フェリスはある朝突然に(Ferris Bueller’s Day Off)”のマシュー・ブロデリック(セックス・アンド・ザ・シティーのサラ・ジェシカ・パーカーとご夫婦ですよ)とブロードウェイ”ウィキッド(Wicked)”のオリジナルキャストのクリスティン・チェノウェス(私は大ファンです)の出演でテレビ映画化されました。皆さんもこの映画を見てしっかり予習してくださいね。私は映画”雨に唄えば(Singin’ in the Rain)”の大ファンで何十回もて見ていて、それをフィラデルフィアの劇場ミュージカルで観た時は大泣きしてしまうくらい感動したのを覚えています。
”The Music Man”のオープニングは2022年2月10日ですが、私は待ちきれなくて、その前の2か月に渡るプレビュー公演を観てきました。本番練習みたいなもので、オープニングまでには若干手直しが入るかもしれませんが、ほぼ本番と思っていただいても大丈夫です。ただ、お土産品目がすべて出そろっておらず、必ず購入するマグネット、有料プログラム、コップやバッグなどはそろっておらず、少し消化不良となりましたが、それでも大満足です。
出演は、まずは何と言ってもヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)。説明は不要ですよね。
そして、私が、絶対、絶対、絶対観たかったのはサットン・フォスター(Sutton Foster)。過去にトニー賞ミュージカル部門最優秀女優賞を二度(2002年、2011年)も受賞している実力派で、最近では日本でも放映されたTVドラマ”サバヨミ大作戦(Younger)”の主役として活躍しています。
さて座席についてお話ししましょう。私が購入した席は下記の写真の場所です。ステージの真ん前まで席が設定されています。最も観劇に適しているオーケストラ中央プレミアムシートは$400~550ぐらいの価格ですが、私の席はなんと前から3列目だったにもかかわらず$279とお得だったんです。なぜかというとステージに向かって右側サイド席だったんですね。中央席と比較して左右サイド席は役者の立ち位置によっては隠れてしまう部分があるのでかなりお安くなるんです。でも、ここで注目したいのは右側サイド席です。皆さん、この写真の中のステージ上の右側に二つドアがあるのはわかりますか? 公演中にこの一番右のドアからヒュー・ジャックマンが出てくるんです! 本当に彼に手が届きそうな位置に立つんですよ。ミーハーな私にとっては超プレミアム席でした。もちろん席にこだわらない方にも$99からのお得な席もあるので是非、気軽に観に行ってください。なお、2022年8月15日~21日、9月5日~11日、10月10日~16日は、公演はあるものの、ヒュー・ジャックマン不在となりますので、注意してください。(変更の可能性あり)
舞台はアイワ州の田舎町リバーシティー。音楽教授と名乗る詐欺師ハロルド・ヒル(ヒュー・ジャックマン)は田舎を渡り歩き、人々に演奏を教えてバンドを作ると言って、楽器や衣装を売りさばいた後、お金を盗んで姿を消すという悪徳商法を繰り返していました。そんな彼は、リバーシティーで、シングルマザーであり図書館に勤めているピアノ教師マリアン・パルー(サットン・フォスター)と出会います。ハロルドはパルーを口説こうとします。警戒心が強く、始めは興味がないパルーですが、彼女の子供に優しく接する姿を見て、徐々に彼に惹かれていきます。パルーは図書館の資料でハロルドが詐欺師であることに気づきますが事実を隠し続けます。しかし日がたつにつれてハロルドを怪しむ人が出てきて、とうとう証人が現れ、彼の素性が暴かれてしまいます。窮地に追いこまれたハロルドはどうなるのか。そしてハロルドとパルーの恋の行方は。。。。。

個人的に注目の曲は第2幕1曲目の”Shipoopi”です。
サビの部分の歌詞は下記の通りです。覚えておいてみんなで一緒に唄いましょう。

Do re me fa so la ti do、 Ti do(ドレミファソラシド、シド)
Shipoopi, shipoopi, shipoopi
The girl who’s hard to get(なかなか手に入らない女の子)
Shipoopi, shipoopi, shipoopi
But you can win her yet(しかし、あなたはまだ彼女を勝ち取ることができます )

この曲が歌われるのは映画とは違う場面なのですが、目の前で同じ楽曲を唄い、踊る姿を観ることができて、感動をして泣いてしまいました。この曲はテレビアニメ”Family Guy”で主役がアメリカンフットボールの試合中にスーパースターTom Bradyの目の前で唄う場面でも使われたりとかしている有名な曲なんです。YouTubeで”Family Guy – Shipoopi”で検索してみてください。
そのほかにも第1幕5曲目の”Goodnight My Someone”や同じく8曲目の”Seventy-Six Trombones”なども見逃せません。しっかり勉強をしておいてください。

そして観劇後のお楽しみは”出待ち”ですね。Winter Garden Theaterの関係者出入口は観客入口の反対側にあるので、注意しましょう。さて、この写真の中にヒュー・ジャックマンがいます。皆さん、どれだかわかりますか? もちろん顔写真や動画も撮影したのですが、ここでお見せできないのが残念です。
皆さん、いかがでしたか? 映画と比較すると、公演では時間やステージの奥行きが限られているので、割愛されている部分もありましたが、ストーリー、楽曲やセリフ回しもほぼ忠実に再現されており、私は最初から最後までミーハー根性をすべてを出し切ることができました。ぜひ”会いに行けるハリウッドスター”を楽しんでください。
Let’s Shipoopi!

By おせっかいKevin

The Music Man Broadway Official Website

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皆様もぜひご参加ください。
【オンライン講座】本場NYでミュージカルが見たくなる!現地スタッフがお伝えする
初級編:2022年米国東部時間(EST): 2月4日(金)20:00 / 米国西部時間(PST):17:00 /
日本時間: 2月5日(土)朝10時
演目編:TINA ~The Tina Turner Musical~(ティナ ~ザ・ティナ・ターナー・ミュージカル~):米国東部時間(EST): 3月25日(金)21:00 / 米国西部時間(PST):18:00/
日本時間: 3月26日(土)朝10時 )
詳細はここからお入りください。

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