ザ・キャピトル東急ホテルは江戸3大祭りの筆頭「山王祭」で有名な赤坂日枝神社のすぐ隣良く見ないとホテルとは判らない地味な佇まいです。
このいわゆるホテルらしからぬ、控えめなところがこの歴史あるキャピトルホテル東急の存在感たらしめるところなんですね。
眼下には首相官邸、国会議事堂や議員宿舎がすぐそこに見えます。改築前のキャピトル東急のお部屋は、障子を開けるとその気になれば窓から物を投げる事もできたらしく、改築の理由はセキュリティー上の理由だったのかもしれません。
キャピトル東急の前身、東京ヒルトンホテルが初めての外資系のホテルとして1963年にこの地に開業して以来政界、財界の重鎮や、ビートルズ、マイケル・ジャクソンなどのスター達が宿泊している事でも有名ですね!
ロビーにソファーやバーやラウンジが無いのは著名人が利用しやすいよう、なるべくパパラッチの侵入を防ぐためなのでしょうか?ちなみに短い滞在中でしたが、複数の有名人にに遭遇しました。
お部屋は、ハイテクと伝統との融合ともいうべく日本家屋のシンプルかつ機能的ながらも落ち着いた暖かさを感じる造りになっています。
窓が膝のあたり、ベッドの頭の位置あたりから眼下を見下ろせて、部屋の端から端までの大きさなので、ものすごく開放感があります。
バスタブも胸までしかお湯に浸かれない浅い欧米サイズではなくて、首まで浸かれる日本サイズです。これは旅の疲れを癒してくれて、ありがたい!
ハイテクの部分はトイレにも反映されてます。ipodもプラグインするだけで、部屋いっぱいに上質の音楽を楽しむ事ができます。
キャピトル東急はレストランでお客様を呼ぶタイプのホテルではありません。従って、レストランは和食の『水簾』と、東京ヒルトン時代からのメニューを今も大事にしている『ORIGAMI』そしてかつての有名な料亭の名を継ぐ中華の『星が岡』しかありません。
季節折々の懐石料理を楽しめる『水簾』欧米人のために鉄板焼きの個室も準備されています。
東京ヒルトン時代からある『ORIGAMI』昔から有名人のファンがいると言う3つの代表的なメニューパーコー麺、アップルパンケーキそしてインドネシア風フライドライスは今も有名ですね。
朝食はこれも昔からあるメニューでORIGAMI BREAKFAST オートミールと旬野菜と半熟卵という意外な組み合わせですが今ではまさに、古典の域に入ったメニューですね。
もちろん、水簾特製の和食もありますがこちらは、7pmからです。
ビタミン・食物繊維がたっぷりの本日の野菜ジュースもお薦め。
江戸城の鎮守として徳川幕府の崇敬を受け続けた日枝神社は最近はパワースポットとしても話題ですが、半世紀以上に渡って著名人に利用され続けてきたその歴史の重みを感じさせるキャピトル東急は一種のパワースポットと言っても過言ではないかも知れません。
【参照サイト】
ザ・キャピトルホテル東急
〒100-0014
東京都千代田区永田町2丁目10−3
03-3503-0109
www.capitolhoteltokyu.com
【参照サイト】
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