ロングアイランドのハンティントンのFinnegan’s（フィネガンズ）は、1912年から続く老舗のパブです。そして、フィネガンズを経営するのは、1890年から6世代続く、家族経営のホスピタリティの会社Lessing’s Hospitality Group。ニューヨークで、一番最初にサンドイッチとコーラを提供したレストラングループなのだそうです。どこのレストランでもありそうなサンドイッチとコーラだけに、このホスピタリティグループの歴史を感じます。
せっかくパブに来たので、というか、ただビールが飲みたかっただけでしょ？とつっこまれそうですが、まずはビール。アイルランドのビールSmithwick’sや、ロングアイランドの地ビールBlue Pointなど、生ビールのセレクションは10種類あまり。コロラドでブリュワリーを訪問してからファンになったブルームーンを注文しました。後ろは、アイルランドを代表するギネスビールです。ところで、このニューヨーク仕様のブルームーンのグラス、可愛いいと思いませんか？
Pretzel Flight（プレッツェル・フライト）
3種類のチーズソースを食べ比べるドイツ発祥のソフトプレッツェル。ちょっと置いて冷まさないと持てないほどの熱々ホクホクでサーブしてくれます。チーズソースは、スパイシーなソーセージのみじん切りが入ったチーズソースと、ビールを使ったチーズソース、そしてスモーキーなゴーダチーズの３種類。
Finnegan burgers（フィネガンズ・バーガー）
地元のバーガー好きを唸らせると評判のハンバーガー。ハンバーガーだけで、５種類あって、そのほかにチキンバーガーとベジタリアンバーガーがあります。付近にあるバーガー専門店より美味しいという人もいるほど。8oz（約226g）あるバーガーパテは、ボリュームたっぷりです。ソフトプレッツェルでできたバンズに、パテ、チェダーチーズ、スイスチーズ、アメ色玉ねぎ、ホースラディッシュのアリオリソースが挟んであります。フレンチフライがついてきますが、+$3で、オニオンリングか、ポテトトッズに変更することができます。
Crispy Chicken Ranch Wrap（クリスピー・チキン・ラップ）
サンドイッチも、ルーベンや、BLTサンドイッチなど種類が豊富です。こちらは、フライドチキンと、チェダーチーズ、アボカド、玉ねぎが細かく刻まれランチドレッシングで和えてあるチョップトサラダが巻かれたラップサンド。バーガー同様、ピクルスとフライドポテト付きです。サイドにタバスコのようなホットソースをつけてもらいました。
Shrimp Po’ Boy（シュリンプ・ポーボーイ）
ニューオリンズの名物サンドイッチ・ポーボーイ。軽くトーストされたロールパンに、サクサクの小エビのフライとレタスやトマトが挟んであります。サウザンアイランド・ドレッシングのように見えるオレンジ色のソースは、ニューオーリンズ料理には欠かせないマヨネーズベースのレムラード・ソースです。
Shepherd’s Pie（シェパーズパイ）
こちらは、アイリッシュ・パブならではのシェパーズパイ。イギリスのパブランチの定番料理で、マッシュドポテトやひき肉が入ったミートパイでグレービーソースがかかっています。あったかオーブン料理は、冬にぴったりです。
他にも、ギネスビールを使って煮込んであるポットローストや、写真のフィッシュ・アンド・チップスなど、ビールに合いそうなイギリス料理もあります。
また、キッズフレンドリーで、お子様メニューもあります。飲みに行く目的だけではなく、家族連れで、週末のブランチに利用できて、食べ物の種類も豊富で美味しいフィネガンズは、ロングアイランドで長年愛され続けているのがわかる気がしました。
by ya
Finnegan’s （フィネガンズ）
5 Wall Street
Huntington, NY 11743
https://www.lessings.com/corporate/restaurants/venue/finnegans
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