世界中の人々が集まるニューヨークでは、世界中の食文化が混ざりあって、次々と新しい料理が生まれています。今回、訪れたFlip Sigiは、そんなニューヨークだからこそ味わえる料理があるレストラン。Flip Sigiのフィリピン料理をベースにしたフードはどれもユニーク。ファーストフード感覚で一人でもふらっと寄れる手軽さで、新しもの好きのニューヨーカーに大人気。私たちも早速トライしに行って来ました。
ロンガニサ・プーティン(Longanisa Poutine)
カナダで食べられるプーティンは、フライドポテトにグレイビーソースと、とろけるチーズが乗ったジャンクフード。Flip Sigiバージョンは、ロンガニサとチーズが乗っています。大きなひき肉みたいなのがロンガニサで、フィリピンでよく食べられているスペイン発祥のソーセージ。これが甘辛でおしいんです。とても量が多いので、前菜というよりは、これだけでお腹いっぱいになりそうです。お好みで、自家製のホットソースをつけて食べます。どのテーブルにも2番と3番だけ。1番はどこにいったのでしょう?2番は、Sukaというとっても酸っぱいソースでした。3番は、Bird’s Eye Chiliというタイの唐辛子のとても辛いソース。そして、料理と一緒に1番が登場。トマトとハラペーニョの要冷蔵のホットソース。さっぱりしていて、3種類の中で、一番好きだったのがこのソース。
カリ・ブリトー(Cali Burrito)
お店の一番人気は、このブリトー。アメリカのブリトーはとにかく巨大です。ここのブリトーの特徴は、アドボというフィリピンの鶏肉の煮込みと、カリカリの豚バラが入っていること。サワークリーム、アボカドとフライドポテトが、一緒に巻かれていて、ずっしり、お腹いっぱいになります。
シニガン・フィリップ・ボウル(Sinigang Flip Bowl)
ガーリックチャーハンの上に、牛肉のショートリブ、トマトと人参、青ネギ、青梗菜がのっているビビンバ風のどんぶり。あっさりと煮てあるショートリブと青梗菜が日本人の口によくあう味だと思いました。
汁なし担々麺(Dan Dan Noodles)
半熟の目玉焼きは、オプションで追加しました。乾麺の縮れ麺で、B級グルメ感が倍増しています。濃厚で風味のある唐辛子のソースに絡めてある麺は、激辛でした。シェアするつもりで注文しましたが、私には、辛すぎて、ほとんど食べてもらうことに。。。
今回試した中では、ロンガニサ・プーティンが特におすすめです。ニューヨークだからこそ生まれたB級グルメ、ぜひ試してみてください。お店は、地下鉄1番線のクリストファーストリートの駅から徒歩4、5分。マンハッタンとニュージャージーをつなぐパストレインのクリストファーストリート駅からすぐです。このウエストビレッジ店の他に、アッパーイーストサイドにもお店があります。
by ya
Flip Sigi(フィリップ・シギ)
525 Hudson St,
New York, NY10014
https://www.flipsigi.com/
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