コロナウイルスの影響で、ニューヨークの全レストランで、店内での飲食が禁止され、旅行中で自炊が困難だったりして、お食事にお困りの方もいらっしゃると思います。一時的に閉店しているレストランも多い中、私がよく利用するトライベッカのイタリアン・ベーカリーから、この状況でも、毎日営業中というメールをもらいました。イタリア人のパン職人の女性がオーナーのGrandaisy Bakery(グランデイジー・ベーカリー)のパンは、どれも美味しく、バケットだけではなく、サンドイッチやピザなどもあります。グランデイジーという店名は、オーナーのおばあさんの呼び名だそう。おばあちゃんの影響を大きくうけたオーナーは、夢を応援してくれたおばあちゃんを、毎朝お店に来るたびに思い出せるからという思いが込められているそうです。こんな風に、お店に入らずに、窓から買い物ができます。
Breakfast Sandwich(ブレックファースト・サンドイッチ)
パンが美味しい、パンが主役のサンドイッチを食べたのって久しぶりです。噛めば噛むほど小麦の旨みと甘みが口の中に広がります。チーズとオムレツ、アスパラガスのグリルのバランスもバッチリのサンドイッチでした。
Patate Al Taglio(ポテト・ピザ)
グランデイジー・ベーカリーの看板メニューのピザ。ピザといっても、トマトソースとモッツァレラチーズを載せた丸いピザではありません。薄焼きのフォカッチャの生地に、野菜をのせただけのシンプルなグランデイジー・ベーカリーのピザは、アル・タリーオと呼ばれるローマ風フラットブレッドピザです。こちらは、薄くスライスしたジャガイモと、玉ねぎ、ローズマリーと、シーソルトのピザ。 Funghi Al Taglio(マッシュルーム・ピザ)
私のお気に入りは、サクッと軽いピザ生地にしっとりジューシーなトッピングがのったこのマッシュルームのピザ。こちらも、ポテト同様、マッシュルームの他は、玉ねぎ、タイムとシーソルトだけというシンプルなピザです。生地が美味しいと、余計な具材は必要ないんだなぁと、実感できるピザです。
お住いの地域や宿泊されているホテルの場所にもよりますが、Grubhubやseamlessなどのデリバリーサービスも利用できるそう。ビスコッテやグラノーラは、お店のウェブサイトから通販できるそうです。店舗への最寄駅は、最寄駅は、地下鉄A、C、E線のCanal St駅から徒歩1分、1、9線のFranklin St駅からは、徒歩2分です。トレーダージョーズ(233 Spring St, New York, NY 10013)やホールフーズマーケット(270 Greenwich St, New York, NY 10007)へも徒歩圏内です。スーパーで、買い出しをしつつ、美味しいパンをここでゲットするのも良いと思います。我が家では、パンは多めに買って、スライスしてから、冷凍保存して、食べる時にオーブンで、温めるようにしています。
ホールフーズマーケットでは、サラダバーやスープバーなど、セルフサービスのコーナーや、イートンのカフェはサービスを中止。あらかじめ詰められたお惣菜等は引き続き販売予定だそうです。60才以上だけが利用できる特別時間が、一般開店の1時間前に、設けられているそうです。
ベーカリーやスーパーマーケットも、状況が急に変わることもあるかもしれませんので、行く前に、電話等で確認されることをおすすめします。
みなさま、くれぐれもご自愛ください。
by ya
Grandaisy Bakery(グランデイジー・ベーカリー)
250 W Broadway,
New York, NY 10013
https://www.grandaisybakery.com/