オクトーバーフェストの時期が近づいてきました。ワイナリーが点在するロングアイランドのノースフォークで、異彩を放つ存在、Greenport Harbor Brewing Co.(グリーンポート・ハーバー・ブリューイング・カンパニー)を紹介したいと思います。Greenport Harbor Brewing Co.は、グリーンポート発のブリュワリーで、今年、創業10周年を迎えたそうです。グリーンポートのロケーションに加えて、ワイナリーが集まるペコニック地区のメインロード沿いに、今回紹介するブリュワリー&テースティングルームをオープンしました。Pinder、Lenz、Raphael、Osprey’s Dominion、Duckwalkなどなど、ロングアイランドの有名ワイナリーが集まる地区の真ん中にありながら、何気に一番混んでるかも?!というくらい、特に週末には、多くの人で賑わっています。ロングアイランドの形をしたクジラのロゴにちなんで、クジラをモチーフにした素敵なアートが飾られていました。テースティングルームには、ビールのラベルを手がけているアーティストの作品をはじめ、様々なアーティストの作品の展示販売もしています。 最近、マンハッタンのバーでも、時々見かけるようになったこのクジラ型のタップハンドルがずらりと並んでいます。その日のビールのセレクションは、黒板に書かれています。
テイスティング・フライトは、フライト用の紙のメニューとペンを渡してくれます。そこから、試してみたいビールを5種類選んで、メニューに、チェックマークを書き込みます。フライトをする際は、一旦クレジットカードを預け、テイスティングが終わってからグラスを戻す時に、カードを返却してもらうシステムになっています。このテースティング用のグラスもクジラの形をしたトレイもかわいいから、持って帰ってしまうのを防止しているのではないかと思われます。一番気に入ったのは、左から2番目のオクトーバーフェストで、この季節にぴったりのメルツェンビールでした。お土産にも良さそうな、ロゴの入ったTシャツやグラスなどのショップもあります。ビールの樽を再利用した洗面所。おしゃれです。広々とした芝生の広場があって、天気の良い日は、芝生の席で、ビールを飲みつつのんびりするのも○。
テイスティングルームのお隣は、ブリュワリーになっていて、ガラス越しに、覗くことができます。今回は、ビールだけの利用でしたが、ブリュワリーでは、セルフサービスのレストランが併設されていて、カジュアルに食事をとることができます。周辺のワイナリーで、レストランを併設してるところは少ないので、食事に寄るのも良いかもしれません。ソフトプレツェルなどのほか、バンミーや水餃子のようなアジアンな食べ物もありました。テイスティングルームやレストランの営業時間は、時期によって変わることがありますので、確認してから出かけください。
ちなみに、前に紹介したワイナリーにもよってみましたが、フロゼがオススメのCorey Creek Tap Roomは冬季休暇に入る11月末頃でまでフロゼやってるそう。Bedell Cellarsは、冬季も営業しているそうです。周辺のワイナリーでは、ぶどうの収穫が始まっています。こんなたわわにブドウがなっていました。
欲張りにワイナリーもブリュワリーも一緒に楽しめてしまうロングアイランドのノースフォーク、お酒好きなら、要チェックです
by ya
Greenport Harbor Brewing Co.(グリーンポート・ハーバー・ブリューイング)
42155 Main Rd,
Southold, New York 11971
https://greenportharborbrewing.com/
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