ロサンゼルスにあるPetersen Automotive Museum(ピーターソン自動車博物館)で、ハリウッド映画に出てきた車を中心とした車の展覧会「Hollywood Dream Machines」が開催中です。今回の展覧会は、2021年に、サンディエゴにオープンする予定の「コミコン・ミュージアム」とのコラボレーションによってキュレートされ、SF映画で活躍した車を中心に、50台以上が展示されています。
博物館に着いてまずびっくりしたのが、一般の駐車場にも展示があることです。いきなり、このジュラシックパークの車が目に飛び込んできました。
ロビーに入ると、「アイアンマン」のアイアンマンスーツ、そして、アイアンマンスーツの赤と金の色のヒントになったフォードのModel B Roadsterがありました。トニースタークの愛車オレンジ色のアウディも展示されていました。パーキングやロビーの展示も見応えありますが、ここまでがエキシビジョンの予告編みたいな感じで、もっと見たい人は、入館料を払う必要があります。
入館料を払って中に入ると、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシーンDe Loreanが私達を迎えてくれました。
車の他に、オートバイもあります。こちらは、コンピューターの内部の世界を描いた映画「トロン」のオートバイ、Light Cycle。
ロサンゼルスを舞台にした「ブレードランナー」に登場した空飛ぶPolice Spinner。日本語の背景がよく出てくるこの映画、スピナーにも”警察”の文字がかかれていました。
昨年公開された映画トランスフォーマー「バンブルビー」とバンブルビーがトランスフォームしていた黄色のフォルクスワーゲンのビートル。
「スターウォーズ/新たなる希望」で、ルークスカイウォーカーが乗っていたSoroSuub X-34 ランドスピーダーです。
1966年に始まったテレビシリーズの「バットマン」から、バットモービルとジョーカーの車です。バットマンのテレビシリーズが大好きな私、この展示に思わずにっこり。この手前には、「バットマン・リターンズ」のバットモービルや「ダークナイト」のオートバイ、バットポッドも展示されていました。
今回紹介したのは、ほんの一部で、「ターミネーター」や「ロボコップ」などの有名映画から、シルヴェスター・スタローン主演「デス・レース2000年」などのカルト映画まで、様々な乗り物が展示されていました。デザイン画やプロップの展示もあって、さすがアメリカの映画産業の中心地ロサンゼルスにあるミュージアムならではのエキシビジョンでした。コミコンやモーターショーなどで、一部の展示を見る機会もあると思いますが、こんなに一挙に見れる非常に珍しい機会だと思います。ハリウッドのSF映画がお好きな方は、是非、訪れてみてください。このエキシビジョンは、6月まで開催中だそうです。
by ya
Petersen Automotive Museum(ピーターソン自動車博物館)
6060 Wilshire Blvd,
Los Angeles, CA 90036
https://www.petersen.org/
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