ニューヨークのベッドタウン、ロングアイランドに知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない「ナッソーカウンティー美術館」があります。そこに展示されていたアインシュタインの写真です。 ここで、この美術館とは全く関係が無いのですが、彼が1922年に日本を訪れた際に、日本に託した言葉と言われている一節がありますのでご紹介します。
「世界は進みだけ進み その間、幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時がくる。その時、人類はまことの平和を求めて世界的な盟主をあげねばならない。この世界の盟主なるものは、武力や金力でなく、あらゆる国の歴史を抜き越えた最も古く、また尊い家柄でなくてはならぬ、世界の文化はアジアに始まりアジアに帰る、それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない、吾々は神に感謝する吾々に日本という尊い国を作って置いてくれたことを・・・」
アインシュタインが来日する10年ほど前に、スタイン博士という方が次の言葉を残しているそうで、これと混同されている可能性もあるそうですが、アインシュタインが来日中に上記の内容を書いた書簡が国会図書館に保管されている事を確認したと言う人もいるので、どうも本当らしいです。
「近世日本の発達史ほど、世界を驚かしたものはない。この驚異的進展、そこには他の国と相違する、何ものかがなくてはならないと思っていた。果せるかな、三千年の歴史がそれであった。世界の文化はアジアに創ってアジアに還り、それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならぬ。天はわれら人類のために、日本という尊い国を造っておいたのである」
いずれにしても、海外に長く住んでいるとこれらの言葉の意味がよ~くわかります。さて、次は時代の兆児、オバマ大統領の昔と今。 子供の写真はどこにでもいる普通の庶民の子といった感じです。
本題のナッソーカウンティー美術館ですが館内の展示はさほどでも無いのですが、広大な良く手入れの行き届いた庭園に彫刻がたくさん展示されていたのはなかなか見ごたえがあります。
これはTom Otternessという彫刻家の 「 Free Money」と言う作品。 ディズニーのアニメに良く出てきそうなキャラクターで、なんてことは無い作品、と言ったら失礼なんでしょうが、見る目が無いと怒られるかもしれませんね。
館内にはアンディーウォホールの作品や、肖像画が多く展示されていました。 訪問客は我々を含んで10人ほど、お互いに目が合うと、妙に連帯感を感じます。
学校の授業でも使っているようです。 活発に発言してましたが、先生の教え方がいいんでしょう。
もうひとつJ.F.ケネディーの写真です。ホワイトハウスの執務デスクの下で無邪気に遊ぶジョン.F.ケネディー・ジュニアです。
葬儀の際に当時3才だった彼が棺に向かって最敬礼をしていた姿は、多くのアメリカ国民の脳裏に焼きついていると思います。
ロングアイランドは、セオドア・ルーズベルト邸、大富豪バンダービルト邸など見るべき史跡が沢山あります。車が無いと不便ですが、セダンチャーターなどを利用してぷらっと訪問されてみてはいかがですか?
【参照サイト】
Nassau County Museum of Art
One Museum Drive, Roslyn Harbor, NY 11576
(516) 484-9337
http://www.nassaumuseum.com/
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