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70機もの展示を誇るバルボア・パークの『サンディエゴ・エアー・スペース博物館』 ”San Diego Air & Space Museum”

サンディエゴ

サンディエゴの広大なバルボアパークには15もの博物館、美術館があります。エアー・スペース博物館もその一つ、週末には家族連れに賑わいます。ワシントンのスミソニアン航空宇宙博物館には及びませんが約70機もの航空機の展示があって、なかなか見ごたえがあります。

Gee Bee R-1
1932年当時、今の車の代表的なNASCARレースに匹敵するU.S. The National Air Racesがクリーブランドで開かれていたそうで当時としては最高速度の296.287mphを記録した飛行機です。
とにかく、どでかいエンジンが搭載されてました。

Ryan ST-3KR Recruit(PT-22)
リンドバーグスピリットオブセントルイスを製造したライアン社の2人乗りの練習機。

Ryan NYP  Replica
1927年5月21日にチャールズ・リンドバーグによってノンストップ大西洋横断単独飛行に成功した、ライアン・エアラインズのNYP-1スピリットオブセントルイス号です。残念ながら本物ではなくレプリカ。
本物はワシントンのスミソニアン国立航空宇宙博物館にあります。

F4U-7 Corsair
1200馬力のどデカイエンジンでゼロ戦と比べるとズシッとした重量感のある機体。加速性能はいいけれども、上昇速度が遅くゼロ戦にはかなわなかったそうです。

完璧にレストアされた操縦席。ゼロ戦の徹底的に軽量化された操縦席と比べると敵の銃弾からパイロットを保護する厚い装甲板が張り巡らされていて設計コンセプトの違いがわかります。

Mitsubishi A6M7-63 Reisen(Zero)
言わずと知れた日本帝国海軍の主力艦上戦闘機、ゼロ戦。徹底的に軽量化され、当時世界最高の操縦性を誇った戦闘機ですね。

F4F-4 Wildcat
アメリカ海軍の艦上戦闘機。ゼロ戦と比べると速度、上昇性能、起動性能が明らかに劣っていたためパイロットにはゼロ戦と絶対に空中戦をするな、という指令が出ていたそう。

Grumman F6F-3 Hellcat
F4Fワイルドキャットの後継機として開発されたアメリカ海軍主力艦上戦闘機。小さな出力のエンジンで最大の性能を発揮させるために徹底的に軽量化されたゼロ戦のなんと2倍の2000馬力のエンジンを搭載するも、未熟なパイロットにも扱い易い操作性と備えていたそうです。

第二次大戦で活躍した、A6Mゼロ戦F4U コルセア
F4Fワイルドキャット、そしてF6Fヘルキャットが良好な状態で一同に展示されているこのエリアはかなりの見ごたえありです。

McDannell Douglas/Boeing F/A-18A Hornet   Blue Angeles
鮮やかなブルーに彩られたアメリカ海軍のブルーエンジェルチームの機体。6人のパイロットから構成されるブルーエンジェルは毎年34箇所の都市で70ものショーをするのだそうです。トップガンで有名なサンディエゴのミラマー海軍基地でも今年の10月12日からショーがありますよ!

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【参照サイト】
San Diego Air and Space Museum
Pan American Plaza
San Diego CA 92101
http://www.sandiegoairandspace.org

【参照サイト】
ホントに飛行可能な唯一の『零戦』が展示されているプレイン・オブ・フェイム
ワシントン スミソニアン「国立航空宇宙博物館」別館/
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関 克久