ストリート・ラーメン・コンテストで優勝した『たばたラーメン』 - Tabata Ramen New York – - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

日本人のソールフード、ラーメン には目がない私です。元は中国料理ですが、これほど麺が独自の発展を遂げたものは、イタリアではスパゲティに発展したものと並ぶのではないでしょうか。お店は、“ストリート・ラーメン・コンテスト”で３ラウンドすべて優勝した、たばたラーメンに行ってきました。場所はポート・オーソリティ・ターミナル（４２St.と８Ave.)の裏で、アクセスも便利です。

とっても庶民的な外観で、これを見ただけで体があたたまります。寒いニューヨークの冬にはぴったりです。仕事が終わってポート・オーソリティからバスで帰る人も、ちょっとラーメン食べてから家に帰ろうかなあって気になります。

ちょっとフラッシュで光ってますが、看板のキャラはオーナーのリンさん。ミャンマー出身で、日本の東京田端にあるラーメン屋さんで１１年間働いたという経歴の持ち主です。ミャンマー風のたばたラーメンにも興味がありましたが、今回は豚骨ラーメン、私の旦那はラーメン・コンテストで優勝した坦々麺に挑戦しました。

カウンターもあります。一人で来たときにはカウンターが良いですね。

注文してから５分ほどで出てきました。手際がいい。下が豚骨ラーメンです。

私は、つい２週間ほど前に日本で一風堂の白ラーメンを食べてきたところで、スープの味というかおいしさはほとんど一風堂と変わらない感じです。本の一風堂はピリ辛のもやしと高菜がとり放題だったので、味にアクセントをつける事ができますが、そのアクセントなしのスープという感じでした。以外とあっさりでもなく、こってりでもなく、ちょうどいい感じです。麺は、いわゆる九州ラーメンの麺、つまり腰があまりなく縮れてない麺でした。

こちらはうちの旦那に注文させた坦々麺です。

何が何でもコンテストで優勝した坦々麺を食べてみたくて、「豚骨ラーメンと坦々麺を半分こづつしましょ。」と言って無理やり注文させました。こっちもおいしそう。豚骨を３分の１食べ終わってから、途中で交換。そして坦々麺を食べたなら‥　言葉になりません。　おいしすぎ！！坦々麺をひたすら食べていたら、うちの旦那が「早く交換して、君のは豚骨だったじゃない。」と言われたけど、最初から“半分こ” しようと言ったの忘れてないかとばかりに無視する事１分‥ジーっと恨めしそうな顔で坦々麺を見ているので、しょうがない、交換。うちの旦那はイギリス人で、確かにラーメン好きではありますが、糸こんにゃくも、ラーメンも麺に関しては違いがまったくわからないのに、スープに関しては、なに、このわがままさは。

坦々麺を食べた後に豚骨を食べると、確かにどこのお店でも豚骨スープ全般にいえますが、パンチがないです。この坦々麺、パンチが（かすかな甘みがアクセントになってます）ちょうどいい加減にきいて、ちょっとスパイシーで、スープの中にゴマのペーストやらひき肉やらいろんな味が混ざって、とっても絶妙な味です。　どうぞお試しあれ！！

たばたはラーメン以外のメニューも充実していますが、ラーメンメニューも実に豊富です。