スポンサーリンク
現地オプショナルツアーのJTB ルックアメリカツアー

あの名作映画「キングコング」が、ど迫力のミュージカルになってブロードウェイに登場

アメリカ

1933年に公開された、伝説の映画「キングコング」が、ミュージカルになってブロードウェイに登場し、話題を呼んでいます。2013年オーストラリアのメルボルンでプレミア上演されたこのミュージカル、今回のブロードウェイ公演では、監督や脚本などの新たなスタッフが起用され生まれ変わりました。「ハリー・ポッターと呪いの子」の共同脚本家のジャック・ソーンが、このブロードウェイ公演のために新たに脚本を書き下ろしています。監督と振付は、英国ローレンス・オリヴィエ賞を受賞歴のあるドリュー・マクオニーがを担当。制作は、大ヒットミュージカル「ディアー・エヴァン・ハンセン」や「ハロー・ドーリー!」のロイ・ファーマン。音楽のプロデユースとコンポーズを手がけたのは、映画「ラ・ラ・ランド」でグラミー賞を獲得したマリウス・デ・ヴリーズと、強力なスタッフが集められています。

img_1

あらすじ
売れない女優アンは、映画監督のカールと映画の撮影のため地図に載っていない島「スカル島」に船で向かいます。島に住むキングコングと彼に囚われたアンの間に、いつしか、友情が芽生えていきます。監督のカールはキングコングを生け捕りにして、ニューヨークに連れて帰り、見世物にしようとします。ショーは、成功をしますが、ある日、興奮したキングコングは、鎖を切って逃げ出し、アンを連れて、エンパイアステートビルへと向かいます。エンパイアステートビルに追い詰められた二人の運命は。。。

img_2

見どころ
なんと言っても、主役のキングコング。体長約6メートル、体重900キロにも及ぶ巨大なキングコングのパペットの迫力、ものすごいです。キングコングは、10人のパフォーマーとアニマトロニクスというナチュラルな動きをするロボットの技術で操られています。様々な表情の表現が可能なキングコングの演技力は、想像を上回るものでした。また、地響きがするほどのキングコングの唸り声、叫び声も、圧巻です。劇中、カールがキングコングをスカル島から連れ帰り公演を行ったのが、ニューヨークのブロードウェイなので、この「キングコング」のミュージカルをブロードウェイで観ていると、まるで、カールのキングコングの見世物興行を見ているような気分になります。

img_3

あと、グッズ売り場のチェックもお忘れなく。デザインが素敵で、お土産に良さそうでした。

img_4

バーには、キングコングにちなんで、Skull Island Iced Tea(スカルアイランドアイスティー)やKongopolitan(コングォポリタン)といった、ロングアイランドティーやコスモポリタンをパロった、オヤジギャグっぽい(笑)オリジナルカクテルもありました。

img_5

お馴染みのストーリーなので、英語が苦手な方でも楽しめると思います。前の方の座席の方が、より迫力があると思います。お話は、映画のオリジナル版と設定はほとんど一緒ですが、オリジナルに比べると、アンが、芯の強い女性として描かれていて、時代の流れを感じました。派手な演出で、いかにもブロードウェイのミュージカルといった感じで、ブロードウェイ初心者の方にもおすすめです。お子様は、8歳以上推奨で、4歳以下は入場不可です。

img_6

img_7

by ya

【劇場】
Broadway Theatre(ブロードウェイ・シアター)
1681 Broadway,
New York, NY 10019
http://kingkongbroadway.com/

musical_search

bway

【関連記事】
ブロードウェイのミュージカルの翻訳を携帯でリアルタムに読めるアプリGalaPro
【トニー賞10部門受賞作品】 The Band’s Visit (バンズ・ビジット)を見てきました!〜迷子の警察音楽隊〜
『オペラ座の怪人』ニューヨークに来たらまず観てみたいブロードウェイ
ニューヨーク・ブロードウェイ・ミュージカル【シカゴ】が今熱い! Broadway Musical “CHICAGO”
家族みんなが幸せになれる?スクール・オブ・ロック 〜School of Rock〜
“カム・フロム・アウェイ” 新しいタイプのミュージカルが登場!  - Come From Away –
トニー賞の結果が発表になりました!〜ミュージカル部門〜The Band’s Visit旋風!
感動と笑いのミュージカル「ウェイトレス – Waitress」が最高!
「ウィキッド」WICKED 大人気の秘密!
マンハッタンとニューヨーク郊外の情報満載の【NY特集サイト】はこちら!