アーミッシュはニューヨークから車で約2時間半のペンシルバニア州、ランカスターにあります。アーミッシュの人達は車、電気、通信機器など現代の文明の利器を使わず昔ながらの自給自足の共同生活を今でも営んでいます。
唯一の移動手段のバギーです。もちろん動力は馬1頭、一馬力。アーミッシュの至る所で見ることができます。
中は意外と狭く、必要最小限の椅子しかありません。移動の道具としてはこれで十分なんでしょう。 別に急ぐ必要もなければ車は必要ありませんね。アーミッシュの人が運営するバギーツアーもあります。とうもろこし畑の中をのんびりと走るだけですが、なかなか楽しめますよ。
204年前に建てられた「Farmhouse」です。家の中と農場を回るツアーはお薦めです。以前はタバコ畑の真ん中にありましたが、今はモールが周りに出来てしまって、「これ本物のFarmhouse?」と思ってしまいますが正真正銘の老舗アーミッシュの家です。
キルトや、シンプルで機能的な家具、大家族を養うキッチンなどを見学できます。
ツアーでは農場も見学できます。
アーミッシュの食事はファミリースタイルで皆で大皿に盛り付けたものを分け合って食べます。食器類もいたってシンプル。
フライドチキン、ローストビーフ、ソーセージ、パスタなどシンプルなディッシュが多いですが、本物のアーミッシュの食卓には地鶏や絞りたてのミルク、取れたての野菜が並ぶのでしょう。
キルトの里というだけあって、キルト専門店が多くあります。ピンからキリまでありますが良いものはやはりいい値段がついてます。
手作りのバッグ。昭和初期のレトロな感じがいいですね。$24は安い?
桜、オーク材などをつかったロッキングチェアー。 身体にフィットしてすわり心地が抜群!! だいたい$250位ですがトランクに入らず残念ながら買えません。
アーミッシュにはキルトの他にはシンプルな家具、工芸品、オーガニックの食品などのかわいいお店が沢山あります。
アーミッシュは1985年の封切られたハリソン・フォード主演の『刑事ジョン・ブック/目撃者』で日本に知られるようになりましたが、今尚、昔ながらの時給自足の生活を営む姿は正に究極のエコ・ライフそのものですね。物が溢れている今の世の中が本当に豊かなのかどうかは、アーミッシュの子供達の輝いた眼差しや、笑顔をみると、ふっと考えさせられてしまいます。
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