とても愛すべき町を見つけました。ニュージャージーとの州境にあるペンシルベニア州New Hope(ニューホープ)。ニューホープは、ニューヨークとフィラデルフィアを結ぶ街道沿いにあったので、古くから宿場町として栄えました。現在では4つのメインの通りに250もの史跡があり、昔の風景を思い描きながら、ぶらり町歩きができます♪
メインストリートから歩いて行くと、カラフルなお店やアートギャラリー、レストラン、B&Bなどが立ち並んでいます。 1本横道に入ると、大人気のカフェを見つけました。Blue Moose Café、古民家風のレストランの内部はとてもお洒落でくつろげる雰囲気。
ブランチメニューも豊富で、3種類のフレンチトースト、5種類のサンドイッチ、オムレツなどなど。どれもボリュームたっぷり。写真はブレックファースト・ブリトーです。お店自慢のアップルコンポートもついていて、これも美味!
このレストランだけでもまた行きたい、と思わせる町です。
さて、町をぶらぶらし始めると、昔の市庁舎が観光案内所になっているのを見つけました。そこで地図をゲットしましょう。
この町の礎を築いたBenjamin Parryさんが1784年に建てたParry Mansion。
この地域でいちばん古い石造りの邸宅には、ハロウィーインの飾りつけがありました。
Aaron Burr House。1804年決闘により10ドル札に顔が載っているアレクサンダー・ハミルトンを殺したアーロン・バーが逃げこんだ家で、現在はB&Bになっています。
(当時アーロン・バーは副大統領で、事件の責任を問われながらもワシントンD.C.に戻り任期を全うしたというのだから、歴史は不可解ですね )
ダウンタウンを歩いていると鉄道の踏切りが見え、その向こうにある駅に人だかりがありました。
こんなところに鉄道が?そう、ニューホープにはアイビーランド鉄道という観光列車が運行されていて、サンタと一緒に楽しむノースポール・エクスプレスや、アンティークな車両に乗ってロマンチックなひとときを過ごすイブニング・スター・ディナートレインなど、季節によっていろんな列車が走っているのです。
次回は是非、1891年敷設の歴史ある鉄道に乗って、街を走り抜けてみたいと思いました。
ニューホープの町を南北に貫くデラウエア運河があり、運河に沿ってトレイルがつくられています。
また町の東側はデラウエア川に面し、New Hope-Lambertville Bridgeという橋が架けられています。
この橋を歩いていくと間もなく、ペンシルベニアとニュージャージーの州境を表すサインが。
そう、橋の向こう側はニュージャージー州、橋のたもとの町はLambertville。
こちらもアンティーク・ショップやレストランがたくさんあって、活気ある町です。アメリカではアンティークが大人気。もう生産されていないファイヤーキング、キャンドルウィックなど各種食器を探すのも面白いですよ、
マンハッタンからも車で約1時間半、フィラデルフィアからなら車で40分ほどで行くことができます。
「Fun Weekend Getaway(週末の楽しいお出かけ)にぴったり!」と紹介されているニューホープとランバートヴィルは、ダウンタウンにかわいいお店や歴史的建物がぎゅっと集まり、美味しいブランチやぶらり町歩きが楽しめる、本当に楽しい町でした!
by ひい
Blue Moose Restaurant & Cafe
9 W Mechanic St,
New Hope, PA 18938
http://www.cafebluemoose.com/
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