スポンサーリンク
現地オプショナルツアーのJTB ルックアメリカツアー

自宅待機令発令後のニューヨーク

アメリカ


新型肺炎の感染者増加を受けて、ニューヨーク州では3月22日午後8時から自宅待機令が執行されました。
不要不急の外出をしないようにしましょうということですが、先にサンフランシスコで出された外出禁止令よりは少し緩いものとなります。

Shelter in Place(外出禁止令)
3月25日現在、サンフランシスコを含む北カリフォルニア地域で発令されています。
食料品やガソリンの補給等生活必需品を購入するためと病院の訪問を除いては外出禁止。
医療従事者、警官、食料品店の社員等は引き続き屋外での労働を許可。
他の人との1.8メートルの距離を保った運動も許可。
レストランの営業は許可されていませんが、デリバリーやピックアップは引き続き営業可能です。

Stay at home (自宅待機令)
3月25日現在CA州、MA州、MI州、NY州、NJ州など17州で発令されています。
基本は上の外出禁止令と同じですが、上の表現は厳しいので住民に与えるインパクトが強すぎるということで、この発令をとっている州が多いです。

3月1日にニューヨークで最初の感染者報告があり、3月12日にCDCから50人以上の集合をやめるように勧告。それをうけて3月13日にブロードウエィシアターが1か月の閉鎖を発表。そこから、レストラン、バー、観光施設なども順次従い人通りはもともと少なくなっていましたが、3月20日(金)にニューヨーク州知事から自宅待機令の発表があり、週末のタイムズスクエアは閑散としていました。

今では、公園やバイクパスの方が散歩をしたり、ランニングをする人でにぎわっています。3月22日現在のセントラルパークの梨の花です。

テレビなどで見ると、驚かれる方も多いでしょうが、これは、感染者の増加を防ぎ早く安全な生活を送れるようになるための措置で、若年層を含めて住民には理解が広がっています。
エンターテイメントの街・ニューヨークはしばらく自粛中ですが、1日も早くもと通りの生活になることを願っております。

by くっしー