ブラジル「サンパウロのカーニバル」 旅行記 後編です。<前編を見る> 本番前の裏側をもっとのぞいてみたいと思ったワタクシはコースから抜け出し、スタンバイ中の人々でごった返すゲート手前に潜入してみました。
↑ 本番を間近に備え、
緊張と興奮の面持ち。
↑ ドラム隊による本番前の最終リハーサルや、
振り付けの確認など。
↑ スポットライトに照らされる本番中とは
また違った顔を見ることができます。
ある意味もうここからカーニバルは
始まっているのかもしれません。
↑ 夜もかなり更けてきたパレード中盤。
場内はかつてないほどの歓声に包まれました。
緑一色の観客スタンド!
そう、優勝候補の人気チーム
Mancha Verdeの登場です。
↑ 初っ端から大砲連発!
大量に舞い上がる緑色の紙吹雪に、
会場は一瞬にして染められました。
↑ 山車のデザインが相当キテます。
ここまでくるともうテーマが何なのかもよく分かりません。
こんな調子で
カーニバルはガンガン続いていきます。
すべてが過剰!な世界。
完全にトランス状態ですね。
↑ この多幸感!
溢れ出る色彩の輝き!
この世の出来事とは思えません。
↑ さて、空がだんだん明るくなってきました。
そんなタイミングで登場したのが、
優勝候補筆頭の最強チームVai-Vai!
サンパウロが生んだ偉大な音楽家
João Carlos Martinsが今年のテーマだそう。
チームカラーの白と黒が
引き立っています。
↑ 劇団四季もびっくりなパフォーマーたち。
気合いの入ったダンサーたち。
荘厳な雰囲気を感じさせる山車や衣装。
耳に残る、キャッチーな主題歌。
見る側としてはすでに体力の限界が近づいていましたが、
そんな疲れを吹き飛ばしてくれるかのようなパレードでした。
↑ そしてやってキターーーーー女王軍団!
やはりこのチームはオーラが違う!
野性的!
↑ そして名物オネエさんも衣装替えで乱入!
その怪しさはやはり、伝統あるチームのパレードでは
ひときわ異彩を放っていました。
↑ 結局、この年は終始圧倒的なクオリティを見せつけた
Vai-Vaiが優勝に輝きました。
朝の8時頃になって、
体力の限界を超え精根ともに尽き果てた
ワタクシはようやく帰路につきました。
やはりブラジルのカーニバル、
その凄まじさは想像をはるかに超えていました。
光と音の大洪水を一晩中浴び続ける、
という強烈な体験でした。
南米の商業・経済の中心地である、
大都市サンパウロ。
その昔、リオ・デ・ジャネイロの人々たちからは
「サンバの墓場」なんて文化的には蔑まれていたそうですが、
それでもやはりブラジル一の大都市だけあって、
年々カーニバルの規模は拡大されており、
すごい盛り上がりを見せています。
といってももちろんリオのカーニバルにはかないませんが。
そして、もちろんブラジルの他の地域で行われるカーニバルも必見です。
特にアフロ文化が色濃く残るバイーア州サルバドールや、
ペルナンブーコ州レシフェやオリンダでのカーニバルには
毎年世界中から人々が押し寄せます。
せっかくブラジルまで旅行に来るんだったら、
ぜひタイミングを合わせて
このカーニバルの熱狂を
生で体感してみてください!
byバビル2世
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