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ニューヨークのホリデーシーズンの風物詩、ラジオシティ・ミュージックホールのクリスマススペクタキュラー

アメリカ

ラジオシティ・ミュージックホールで行われているニューヨークのホリデーシーズンの風物詩ラジオシティ・ロケッツのChristmas Spectacular(クリスマススペクタキュラー)を遂に見ることができました。1933年から続く、伝統のクリスマスのショーです。ロケッツは、ラジオシティ・ミュージックホールを拠点とするダンスカンパニーで、アメリカでは、超有名で、スーパーボウルのハーフショーや、ジョージ・W・ブッシュ大統領の就任式でもダンスを披露しています。ニューヨーカーの中には、子供の時にみた人が、今度は、自分の子供を連れて、そして、次に、自分の孫を連れて見に行きていたりと、リピートして訪れる人も少なくありません。

このツリーがあるところが、会場のラジオシティの正面玄関ですが、50thストリート側に並んで、50thストリート側の入り口から入場します。煌びやかな会場の中には、大きなシャンデリアのクリスマスツリーがつってありました。その美しさにうっとり。会場内には、ロケッツに関する展示もあったり、有料ですが、ロケッツのダンサーとクリスマスツリーと一緒に写真を撮るサービスもあります。めっちゃクリスマスなグッズの販売コーナーもあって、お土産に良さそうでした。席に着く前に、この3Dグラスをもらいました。公演中ずっとつけている訳ではなく、サンタがつけるタイミングを言ってくれます。見どころ
何と言っても、ロケッツのラインダンスは、必見です。横一列に並んだダンサー達が、全員一致で、ぴったり揃って足を高くまっすぐに蹴り上げる瞬間は、鳥肌モノです。おもちゃの兵隊に扮したロケッツのダンサー達が、ドミノのように倒れていくパフォーマンスも有名で、その滑らかな動きは、人がやっているとは信じがたく、まるで、CGグラフィックを見ているようでした。ダンサー達の衣装にも注目してください。パフォーマンス毎に衣装替えがあって、どのコスチュームも、カラフルで綺麗でした。操り人形の猫?犬?がラインダンスを踊る、あの懐かしい文明堂のカステラのCMの曲もありました。ステージ上だけではなく、客席部分までも照明や映像の演出がされていて、会場丸ごとが、クリスマス一色になって、どんどんパフォーマンスに引き込まれて行きます。クリスマスの定番「くるみ割り人形」や、本物のラクダや羊などの動物達も出演するキリスト誕生の物語、アメリカでは誰でも知っているような代表的なクリスマスの曲の数々、3Dグラフィックを使ったサンタなど、次々と展開していくステージは、とてもテンポもよく、お子様にも飽きにくいショーになっていると思います。公演は、途中休憩無しの90分。1月5日までの開催です。1日2〜5公演あって、午前中、午後、夕方、夜など、家族向けの公演で、お子様もチケットが必要です。2歳未満のお子様はチケット無しでも入場できますが、保護者の膝の上に座らせることが条件になります。ラインダンスのフォーメーションや、会場全体に映し出される映像を楽しむには、メザニンの席の方が、見やすいかもしれません。大きな会場で、セキュリティチェックもあるため、入場に時間がかかることがありますので、時間に余裕を持って、行くことをおすすめします。この時期にニューヨークにいるなら、伝統の「クリスマススペクタキュラー」おすすめです。

by ya

劇場
Radio City Music Hall(ラジオシティ・ミュージックホール)
1260 6th Ave,
New York, NY 10020

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