始まりました!夏休みシーズン!
ニューヨークもジリジリと暑い日が続きます…。
先日、そんな夏の暑さを吹っ飛ばすマイナスイオンを感じてきました!
「ニューヨーク発、ナイアガラ1日観光」のオプショナルツアーです♪
本日はナイアガラの滝の豆知識とともに、その内容をたっぷりとご紹介します。
ナイアガラの滝とは
実は3つの滝からできています!
ナイアガラの滝、と聞いて左右に広がる豪快な滝を想像する方も多いのではないでしょうか?実はこの滝、よく見ると3つに分かれているのです。滝つぼから見て左手から、アメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダ滝。全てをあわせて「ナイアガラの滝」と呼ばれ、カナダとアメリカの国境となっています。ちなみにこのナイアガラの滝、英語名は「Niagara falls」。fallsの最後に複数形のSがついているのは、3つの滝から構成されるからなんですね!
州立公園のアメリカ側、エンタメ観光地のカナダ側
アメリカとカナダの国境、ナイアガラの滝。実は国境を隔てて両国側で、それぞれかなり雰囲気が異なります!
まずはアメリカ側を見てみましょう。まるで森林公園のような雰囲気。アメリカ滝へ流れ込む川が豪快にしぶきを上げています。
この写真の川の先、ナイアガラの滝の近くにあるのは、Niagara Falls State Park(ニューヨーク州立公園)。自然いっぱいののどかな公園になっています。空気も綺麗で癒されます♪
さて、お次はカナダ側。
お土産やさん、カジノ、ゲームセンターや映画館など楽しい施設がいっぱいの一大観光地!カナダ側はアメリカ側とは違い、国で管理されている土地ではないので、商業施設がたくさんあります。
滝を挟んで国境を越えると、こんなにも雰囲気が違うんですね。1日で両側から滝を鑑賞できるだけでなく、街の雰囲気の違いを感じられるのも、ナイアガラの滝1日観光の魅力のひとつです♪
1日で色んな角度から楽しめるナイアガラの滝・日帰りツアーの魅力
このツアーでは、1日かけてじっくり色んな角度から、様々な滝の表情を見ることができます。そんなに滝ばっかりみて何が面白いの?と思われるかもしれません。しかしこれが、実際見てみると全然違う!アトラクション感たっぷりで本当に飽きないからびっくり。そんなビューポイントを、特別にご紹介しちゃいます!
水上から…霧の乙女号
まずはアメリカ側発着のクルーズ「霧の乙女号」で出発です。緑色の受付BOXでチケットを受け取り、橋を渡って見下ろせば乗り場はもう目の前!手前が「MAID OF THE MIST(霧の乙女号)」。奥の船はカナダ側のクルーズです。
船に乗る前に青いレインコートが配られるので、それを着用して滝つぼへ向かう準備です。甲板に出て滝の迫力を感じたい人はビーチサンダルを持参することをおすすめします。
滝が近づいてきました…!
さあ、水しぶき、浴びるぞー!!
まずはこちら「アメリカ滝」。
幅は約260m、落差約21~30mの大きな滝です。
大きな岩の上なので滝つぼがなく、岩にあたった水が豪快にしぶきを上げています。
さて、次に見えるのは幅約15mの小ぶりな「ブライダルベールの滝」。
写真の左側にアメリカ滝が写っていますが、その隣の右側がブライダルベールです。
アメリカ滝のすぐ隣で、とても小さいので見逃さないように注意!
花嫁さんのベールにその形が似ていることから、名づけられました。
霧の乙女号が次に目指すのは、3滝のうち最も大きな「カナダ滝」。
その幅なんと約670m、落差約57m。
まさに真っ白な滝の壁。大きすぎてカメラに収まりきりません!!
滝のしぶきが凄すぎて、目を開けるのも必死です。
カナダ滝から戻る時、アメリカとカナダの国境のあるレインボーブリッジが見えます♪ 車や徒歩で国境越えをする時はこの橋の上でパスポートチェックがあります。
上空から…シェラトンホテルビュッフェ
霧の乙女号下車後はこのレインボーブリッジを渡ってカナダへ入国します!パスポートは忘れずに☆
このカナダ側へ移動の目的のひとつは滝が見下ろせるレストラン♪
シェラトンホテル内のビュッフェ「Fallsview Buffet(フォールズ ビュー ビュッフェ)」です!
見てください、この景色!なんとナイアガラの3滝が全部!上から一望できちゃいます!
食事も種類豊富でついつい取り過ぎてしまいます…!別料金ですがナイアガラの特産、アイスワインも飲めますよ♪ 甘くておいしいので食前酒におすすめです。
レストランの奥のほうに小さなテラスがあり、実はそこがアメリカ滝とブライダルベールの滝を上手に撮影できる隠れスポットだったりもします♪
ここからなら、一枚の写真で両方収まりますね☆
地上から…テーブルロック
さて、お腹が満たされたら次は地上から、滝を見に行きます!カナダ側のビューポイント、テーブルロックです。カナダ滝の落下点から広がる公園で、音とともにその迫力を肌で感じることができます。
公園内のWELCOME CENTERの2階はカナダ滝を見下ろせる大きな窓もあります!
窓ガラス越しですが、カナダ滝のカーブが良く見えます。
うーん、絶景!
このカーブが象徴的なカナダ滝、その姿が馬蹄のように見えることから別名Horseshoe Fall(ホースシューフォール)と呼ばれています。
ちなみに…
このWELCOME CENTER内にカナダの国民的ドーナツショップ「Tim Hortons」があります。
おすすめドリンクは、夏ならアイスカプチーノ、冬ならフレンチバニラ。アイスカプチーノは程よく甘くコーヒーの味もしっかり立つフラペチーノ。フレンチバニラは甘いカフェオレといったところ♪
肝心のドーナツも、種類豊富で選びきれないほど…!
落下点から…ルナ島・テラピンポイント
観光要素たっぷりのカナダ側を堪能したら、レインボーブリッジの国境を渡って、アメリカ側へ戻ります。アメリカ側、州立公園内のルナ島を目指します。カナダ側から一変、落ち着いた雰囲気に癒される…。
ルナ島の見どころは、テラピンポイントと呼ばれる、カナダ滝の落下点を目の前に一望できる場所です。
テーブルロックとは違い、カーブ全体を真正面から見渡せる上に、至近距離で落下点を見学できます。
ほらこんなに近く!!
写真だけでなく、この迫力を動画に収めている人も多いです。うっすらとクルーズ船が滝の下に写ってます。赤いのでカナダ側の船ですね♪
おまけ…滝以外のみどころも!
ナイアガラと言えば、ナイアガラの滝。でも実は滝以外のみどころもたくさんあります。
中でも是非みていただきたいポイントはカナダ側のWhirlpool(ワールプール)。滝からの水が川に流れ込み、90度にぶつかったことで大きな渦巻きができている、面白い自然現象を見ることができます。
その上を通るケーブルカーもスリリングで楽しそう♪ この川を渡るボートなんかもあってアトラクションも充実しています。
そしてもうひとつ、必ず立寄っていただきたいのがクリフトンヒル。カナダ側のエンタメタウンです。
お土産やさんやゲームセンター、アイスクリームショップなど、観光にはもってこいの場所です。
インスタ映えもバッチリ!で、シャッターが止まりません~!
この他にも、甘くておいしいアイスワインのワイナリーや、イギリス風の町並みが可愛らしいナイアガラ・オン・ザ・レイクなど、カナダ側だけでも1日過ごせるような観光地が充実しています。
もうすぐアメリカ滝が見れなくなる?!今すぐナイアガラに行きたい理由
実はこのナイアガラの滝、近々ぐっと景色が変わる予定。2019年にニューヨーク州立公園によるアメリカ側の橋の立替計画があり、その際に人工的にアメリカ滝の水が止められるのだとか。工事が修了するまで、豪快な3滝をセットで楽しめるのは今だけかも知れません!あくまで予定なのでいつになるかは分かりませんが、是非今のうちにアメリカ、カナダ両サイドからの滝を楽しんでください。マイナスイオンたっぷりで気持ち良く、夏の旅先にオススメですよ♪
by MOMO
☆今回参加したのはこのツアー☆
ニューヨーク発ナイアガラ1日観光 ~往復航空機利用、滝が見える眺望レストランの昼食付き~
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