先日、オクトーバーフェストにちなんで、ブリュワリーを紹介しましたが、今日は、ビールのお供にぴったりのジャーマン・ソーセージ店、Schaller & Weberと、その隣のホットドッグ屋さん、Schaller’s Stube Sausage Barです。アッパーイーストサイドのSchaller & Weber(シャーラー&ウェバー)は、1937年創業の老舗ドイツ系のお肉屋さんです。ハムやソーセージを作るシャルキュトリーとして有名で、パッケージ入りのソーセージは、ニューヨークの高級スーパーマーケットでも見かけます。現在では、創業者シャーラーさんの孫が、お店を引き継ぎ、隣に本格ドイツビールも楽しめるホットドッグスタンド、Schaller’s Stube Sausage Bar(シャーラーズ・ストウブ)をオープン。Schaller & Weberの自慢のソーセージをその場でも食べられるようになりました。
こちらが、ホットドッグ・スタンドの店内。黒とステンレスでまとめられたクールな店内はカウンターのみ。ドイツの家紋のような、熊がソーセージを食べているドイツの家紋風のイラストが見に飛び込んできます。ゆるキャラというより、変キャラです。。。冷蔵庫のようなドアの奥は、肉屋のバックルームにつながっています。The Classic(クラシック)
もちもちのプレッツェルパンに、ドイツの代表的なソーセージ、ブラートヴルストを、サワークラフトとマスタードと共に挟んだのシンプルなホットドッグ。ブラートヴルストは、15世紀のジャーマンソーセージの製法を元に、創業者が考案したレシピが受け継がれているそうです。サワークラフトも自社で作っていて、保存料などを使わずに、キャベツと水とシーソルトだけで作られているそう。マスタードも自社製で、サワークラフトと共に、お隣の食材店で、購入することができます。 Saigon Special(サイゴン・スペシャル)
サイゴン・スペシャルは、ベトナムのサンドイッチ、バンミーのホットドッグ版。生のハラペーニョとシラチャが入っていてピリ辛です。バンズは、クラシックと同じ、もちもちのプレッツェルパン。ソーセージは、粗挽きのバウアンブルストで、ブラートヴルストより少し歯ごたえがあります。大根と人参のナマスと、パクチーも入っていて、野菜がたっぷりとれます。Fried Chicken Breast(フライドチキン)
シャーラー&ウェバーで、隠れた人気があるのが、このフライドチキン。胸肉、もも肉か、ドラムスティック(手羽元)が選べます。私は、脂が少ない胸肉をいつも選んでいます。しっかり味がついたカリカリの皮は、驚く美味しさです。フライドチキンの他には、アップルソースが’付いてくるポテトパンケーキやソフトプレッツェルのような、ドイツっぽいサイドメニューもあります。こちらが、お隣のシャーラー&ウェバーの店内です。肉類の他にも、お惣菜や、ドイツを中心としたヨーロッパからの輸入食品が買えます。ソーセージは、こんなに種類があります。アメリカのカリスマ主婦マーサスチュワートもここのソーセージのファンだとか。リピーターが多いのもこの店の特徴で、私も、ここのソーセージを買うようになって、もう10年以上が経ちます。お店は、地下鉄Q線の86th St駅の真上にあります。ブルックリンのDekalb Market、新しくなったEssex Market、テキサス州オースティンに支店があるそうです。ニューヨークの老舗の本格ドイツソーセージ、試してみてください。
by ya
Schaller’s Stube Sausage Bar(シャーラーズ・ストウブ・ソーセージ・バー)
1652 2nd Ave
New York, NY 10028
https://www.schallerstube.com/
Schaller & Weber(シャーラー&ウェバー)
1654 2nd Ave,
New York, NY 10028
https://schallerweber.com/
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