世界一のカクテルが楽しめる不気味な名前のバー〜The Dead Rabbit - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

ハッピーハロウィン！ハロウィンにちなんで、Dead Rabbit（死んだウサギ）という不気味な名前のバーを紹介したいと思います。と言っても、ハロウィン限定のバーではありません。いつ行っても、この名前です。スタテン島へのフェリーターミナルやニューヨーク証券取引所などがあるダウンタウンの歴史地区にあるこのDead Rabbit、なにげに世界のベストバーにも選ばれたニューヨークでもトップクラスのバーなのです。特に評判が高いのがカクテルで、世界のベストカクテルバーにも選ばれるほど。3階建ての大きなバーで、１階はThe Taproomというビールやアイリッシュウイスキーがメインのバー、２階がThe Parlorというカクテルバー、3階はThe Occasionalというプライベートのイベント・スペースになっています。私たちは、世界クラスのカクテルを試してみたかったので、カクテルバーThe Parlorを目指しましたが、満席で25分待ちとのことでした。スタッフに人数を伝えて、私たちの順番がきたら知らせてくれるブザーをもらってから、立ち飲みができる１階のバーで、ビールを飲みながら待つことにしました。こちらが、１階。デッドラビットのオリジナルのビールを注文しました。苦味が少なくコクのあるアンバービールでした。かなり好きかも。結局、45分位待ってThe Parlorに入ることができました。席に着くと、まず、コーヒーカップに入ったウイスキーとピーチのカクテルを出してくれました。アメリカでは、禁酒法時代、お酒を飲んでいるのがバレないように、こんな風にティーカップにお酒を入れて、お茶を飲んでいるふりをしてお酒を飲んでいたそうです。このコミックブックがカクテルのメニューになっています。SHADE 1から始まるカクテルのメニューは、番号が高くなればなるほどアルコールが強くなっていくそうです。何を頼んでいいか迷ってしまい、バーテンダーに相談して、SHADE 3からReturn Ticketをチョイスしました。知ってるけど何の香りか思い出せない独特の香りがしました。なんだろ？と思って、メニューを見たら、桜の葉でした。食べ物は、アイルランド／イギリス料理が中心です。まずは、今が旬の牡蠣を注文しました。ハッピアワーでは、$1オイスターもあるそうです。Scotch Egg（スコッチエッグ）
アメリカではあまり見かけないスコッチエッグ。我が家のひき肉から作るスコッチエッグとは違い、カンバーランド・ソーセージの中身を使っているそうです。卵の半熟具合が、最高です。黄色いソースは、イギリスの定番、コールマンズのマスタードだそうです。

Crispy Pork Belly Sliders（カリカリ豚バラのスライダー）
うずらの卵の半熟の目玉焼きの下には、アイリッシュチェダーチーズとモルトビネガーのアリオリソースとカリカリに焼かれた豚バラの厚切りスライスが隠れています。モルトビネガーのアリオリソースは、マヨネーズっぽい味でした。

Hand-cut Truffled Chips（フライドポテトのトリュフ風味）
まわりの人達が注文したトリュフフライが運ばれてくるたびにトリュフの匂いがぷ〜んとかおってきて、ついついつられてオーダーしてしまいました。ソースは、奥から半時計周りで、モルトビネガーのアリオリソース、ケチャップ、カレーマヨネーズでした。モルトビネガーのアリオリソース、フレンチフライに良くあいます。家でも真似してみようと思いました。この夜飲んだカクテルで一番好きだったPanic Buttonは、テキーラ、ピスコ、ラム、ハバネロが入ったスパイシーなカクテルでした。写真は、ワサビが入ったカクテルを見つけたので試してみたCenter Stage。ワサビやハバネロ、桜の葉など、枠組みに囚われずいろんなものを組み合わせたミクソロジー・カクテル。45分待った甲斐がありました。世界一のカクテルバーというと敷居が高そうなイメージがありますが、とても入りやすい雰囲気もよかったです。食べ物も美味しいし、Dead Rabbit、おすすめです。

by ya

The Dead Rabbit（デッド・ラビット）
30 Water St,
New York, NY 10004
https://www.deadrabbitnyc.com/