サンディエゴの人々の憩いの公園、バルボア・パークにある、モデル・レイルロード博物館は実際に走るモデルの展示としては世界一の規模、28000スクエアーフィートもあります。
この博物館の目的は、カリフォルニアの鉄道の歴史とその遺産をミニチュアモデルを通じて後世に伝える事にあるのだそうです。
カリフォルニアの代表的な路線を忠実に再現したミニチュアモデルはそれぞれ別々のグループが造ったものだそうです。
サンディエゴ・アリゾナ東部路線のHOゲージモデル。HOゲージというのは実際の1/87のスケール。
サンディエゴ・デザート・ラインをNスケールで再現したモデル。Nスケールというのは実物の1/160だそうです。かなり小さいです。
カルフォルニア南部のテハチャピ峠を超えるループ線を再現したモデル。ループの再現のみならず全長70マイルの路線の再現には困難を極めたとの事。ちょっと見ただけではこの苦労はわかりませんね。。
サンタフェのデポのモデルは実際の建物の青写真を元に作られたとの事。
HOのモデルもNスケールのモデルも、それぞれが最大級でクラブメンバーがほとんどボランティアーで作り上げたもので、今でも製作中の現場を見ることができます。
Nゲージは線路の幅はたったの9ミリメートル。この線路を敷くには1つ1つはんだ付が必要と事ですが、これだけ大きなスケールを造るには気の遠くなるような作業です。
すべての路線をマウスのクリックで制御できるコンピューターコントロールなのだそうですが、これだけのモデルを作り上げる苦労はぱっと見ではわからないものですね。しかし、鉄道というのは線路の上しか走らない、しかも一定の速さでしか走りませんがなんともいえない郷愁と愛着がわくのが不思議です。
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