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カナディアンロッキー6日間 ~贅沢なRocky Mountaineer鉄道で山越えの旅~  その②

カナダ

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*** ツアー2日目 ***

今日は朝6時30分にホテルチェックアウトをして、この度のメインでもあるロッキーマウンテニア号のある駅へ向かいます。昨日は早めに就寝したこともあり、誰一人遅れることなく時間通りに鉄道駅へ到着。

駅には既に今回旅をする『Rocky Mountaineer 号』が朝日を浴びて出迎えしてくれていました。このロッキーマウンテニア号はもとは1988年にカナダ政府がVIA鉄道を通し、サービスを開始。その後1989年に民間業者に提供してさらにその1年後の1990年4月27日バンフ~カルガリー間への運行を開始とのこと。この時“この素晴らしい景色を輸出できないのであれば、人間を輸入して見てもらうしかない!”といわれていたそうで、今では大変人気の鉄道旅行となり世界中からの訪問者でにぎわっています。

この写真でも分かるようにそれぞれの車両に専用の入り口がついており、またそれぞれの車両に担当ガイド(兼サーバー)がついており、同じガイドさんとの2日間の旅となります。駅の構内で無料のコーヒーcafe.gif等をのみながら出発までの時間を待ちます。その間、スコットランド民族衣装を着た人達が演奏して雰囲気をかもし出してくれていました。

そして“All Aboard”という乗車開始の合図とともにそれぞれの車両に乗り込みます。私たちが乗った車両は『Red Leaf』といったスタンダードカテゴリー

日本の新幹線よりも窓が広いといった感じでしょうか。この他には飛行機でいうビジネスクラス『Silver leaf』

この車両はわれられ『Red Leaf』の窓よりさらに大きく、外の景色を見るためにはさらに適した車両となっておりました。さらに最上級の『Gold Leaf』というクラスもあり、他のお客さんたちはこのクラスには入ってはいけないというルールがありました。

さらにこの『Gold Leaf』車両だけは食事を取るところが1階のテーブル席となり、コースメニューでサーブされるというなんとも贅沢な空間の車両でした。通常他のカテゴリーのお客様は立ち入ることも出来ませんが、今回写真だけということで1枚撮ってきてしまいました!笑  さて、そんなこんなで朝8時、予定通りに列車が動き出しました。今日はバンクーバー~カムループスという行程でフレイザー川に沿ってのどかな田園風景の中を進みます。まず走り出して10分ほど経つと朝食がサーブされます。今日はスモークサーモンのサンドとフルーツ!さすがカナダといったサーモンが出てきて大満足!

バンクーバーを抜けると田舎風景が姿を見せ始めます。

フレイザー川の水は下流に行くに従って大量の砕屑物のために濁っていました。

そして午前中のメインの観光名所、その名も『ヘルズ ゲイト』を通過。日本語でいったら地獄への扉。この場所は1882年にカナダ太平洋鉄道建設の際に最大の難所であり、足場が悪く多くの命がこの場所で奪われたとのことでした。

写真では分かりづらいですが、実際は毎分2億ガロンの水が怒涛の勢いで流れるとのことで、その量はなんとナイアガラの滝の2倍の量だそうです。その後は昼食タイムrestaurant.gif

車両ガイドさんからのサービスで一人一杯のドリンク(アルコール)をもらいました。折角なので『Powder Mountain Lager』というカナダのビールを注文。格別においしいというわけではないのですが、絶景を見ながらの食事は最高ですね。

さて、この鉄道の旅で不思議なことが一点。途中何も無いところで10分ぐらい止まる時間があり、その間も特にアナウンスなどはなし。1日数回あるので燃料や水の補給かなと思っていると、ガイドさんから“この路線は4つの鉄道会社の路線を走っているため、それぞれの区域を終わるとまた別会社のスタッフと交替しているんです”とのこと。うーん、複雑と思いながらもカナダ全体でこのルートを盛り上げていこうという姿勢が見れました。午後は大パノラマの景色を見放題!

またこの列車はそれぞれ写真スポットに到着すると少しでも良い景色を見てもらう為に列車を減速しており、一般の列車では考えられない程エンターテイメント性に長けていました。下記はいかにもという絵!

そして1日目のカムループスへ到着。この街は非常にこじんまりとしたいわば宿場。この街の由来は現地シュッスワップ族の言葉“水が出会う”という意味があり、街中では川のほとりで野外コンサート等が人気の町でした。ただ列車に乗っているだけと言っても意外と疲れるもの。明日も朝5時起きということもありホテル近くのレストランにて夕食。今晩もおとなしくホテルのお部屋でゆっくりと時間を過ごしました。

明日はいよいよバンフまで。今日余り見れなかった野生動物と会えることを期待しながら眠りについたツアー2日目でした。<by たけ>

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