ワシントンDCといえば、スミソニアン・インスティチュートですが中でも家族連れにとって一番人気は何と言っても「国立自然史博物館」です。
週末は大変混み合うので、10時の開館をめがけて行きましょう。
まず入って右側にある恐竜館をご覧ください。
これはオーストラリアで発見された35億年前の微生物の化石だそうです。なんと世界最古の化石との事!地球ができたのが46億年前ですが、これは最古の生物の唯一の証拠なのだそうです。
これはモンゴルで見つかった見ての通り恐竜の卵の化石です。9000年前のものだそうです。フットボールと同じ位の大きさです。
次は入口のつきあたりにある、「Ocean Hall」です。
三葉虫やアンモナイトのおなじみの化石がたくさんありますが、垂直にディスプレイされているので全てを近くから観察できます。
続いて哺乳類館です。おなじみの動物が剥製と思えないほどリアルに、所せましと並べられています。子供のみならず大人でも童心に戻って十分楽しめるでしょう。動物園との違いは動物が動くか動かないかだけですね。
さて、二階に行ってみましょう。ここには「鉱物の館」がありますが、子供よりもお母さんが興奮してしまうような素晴らしい宝石が、高級宝石店さながらにたくさん展示してあります。
一番有名なのは何と言っても「呪の石」で有名な「Hope Diamond」。回転するショーケースの周りはいつも黒山の人だかりです。
この45.5カラットの青いダイヤの歴史は1660年に遡るそうでうす。当時は倍以上の大きさだったそうでもう1つのダイヤが存在するのではと言われているそうです。
このほかにも、ティファニー財団からの寄贈された宝石、ナポレオンから二番目の奥さんのMarie Louiseに寄贈された王冠とネックレス(最後の写真です)などなど、お母さんの目が釘付けになってしまう展示品がいっぱいあります。
「国立自然史博物館」は、人類の数千年の歴史をカバーする美術館とは桁が違う地球の46億年の歴史を展示している博物館です。ニューヨークの自然史博物館も素晴らしいですが改装が新しいだけに、見せ方に工夫がしてあってより効率良く楽しむことができるようです。これだけの展示物がすべてただで見れるというのは素晴らしい事で、感激の一言です!
【参照サイト】
Smithonian National Museum of Natural History
10th St. & Constitution Ave.
NW, in Washington, D.C. 20560
202-633-1000
[geo_mashup_map]
【関連ブログ】
・ワシントン・スミソニアン航空宇宙博物館新館 月光、紫電改、桜花、晴嵐も見れる~
・ワシントンDCの道草 ~芸術編~
・ワシントンDCの道草 ~食編~
・ワシントン 「ナショナル・ギャラリー」
・アムトックで行く首都ワシントン1日観光 体験記 その①
・シカゴ科学産業博物館 ナチス・ドイツの巨大な秘密兵器「Uボート」は必見!
・シカゴで訪れたい「フィールド自然史博物館」 Field Museum of Natural History
・ニューヨークのアメリカ自然史博物館 ~地球46億年の歴史を展示~
【関連ツアー】
・ WAS発 ワシントン市内半日観光 ~首都ワシントンD.C.を午前中に観光~
・ WAS発 ワシントン市内1日観光 ~首都ワシントンD.C.を1日でたっぷり満喫~
・ WAS発 まちかど ワシントン3日間 ~市内観光付~ (ワシントン・ホテル泊)
・ NYC発 鉄道の旅」アムトラックで行く首都ワシントン1日観光