アメリカ バレンタイン事情
2月14日はバレンタインデーですね。アメリカでもバレンタインは一大イベント。
でも、日本とアメリカではだいぶ事情が違います。
1月に入ると、お店には大きなハート形の箱に入ったチョコレートが所狭しと並びます。
日本でバレンタイン用に販売されるような、素敵な要冷蔵のチョコレートたちは、流通事情があまりよくないアメリカでは見かけることがありません。
(もちろんおしゃれな人たちの間や高級ホテルなどではあるのかも?)
それ以外の日米バレンタイン事情の違いをお伝えします。
✔どっちからどっち?
男性から女性へが多いです。特に決まりはなく、大切な人に感謝を伝える日。
秘かに想っている人に思いを伝える、的な要素はありません。
✔プレゼントは?
アメリカではチョコレートだけではなく、気持ちを込めた手紙を添えるのを重要視。
逆にチョコレートがなくてもカードだけでも立派なギフトです。チョコレート以外では、お花やぬいぐるみ、ジュエリー、香水など、なんでもありです。
カップルは一緒に食事に行く人も。レストランもバレンタインメニューを用意していることが多いです。
✔お返しは?
ホワイトデーはなく、お返しの習慣もありません。
☆一番大きな違いは小学校などでの様子です。
大事なのは子供の安全と平等性。そのため、↓のようなお手紙が事前に配られます。
クラスメートの人数、名前のスペルを先生がお知らせしてくれます。
食品は、アレルギーなどの関係からダメですが(もちろんチョコレートもダメ)、カードに文具などを添えることが推奨されています。そのため、子供たちにとってのバレンタインデーはお友達同士での「プレゼント交換」が主流です。これは”Friendship Exchange”と呼ばれます。
消しゴムや鉛筆、スタンプやシールなど、子供ならではの日用品がこの時期たくさん出回ります。キャラクターのカードやシール、マグネットなどがセットになったものもあります。
これらをみんなで交換するのが、子供たちの典型的なバレンタインデーのイベント。
子供も大人もみんなで親しい人と心温まる日を過ごすのがアメリカ流のバレンタインデーなのです❤ 皆さんもHappy Valentine’s day!
by ハナ