ゴシック様式のシュテファン大聖堂と旧市街地
数多くの有名建築物、博物館、美術館を擁する芸術の都ウィーン。ドナウ川の流れと共に、ヨーロッパの東西と南部を結ぶ交易地として発展した歴史的な都市です。ハプスブルク家の栄華の香りただよう街並みに、悠久のロマンを感じてみませんか。
ホーフブルク宮殿
最大の見どころはホーフブルク宮殿。1918年まで、約600年間続いたハプスブルク家の宮殿群です。歴代の神聖ローマ皇帝やオーストリア皇帝の居城として使用され、さまざまな歴史の舞台となりました。宮殿の中には18の建物と19の中庭があり、部屋数は2500以上!現在は博物館、美術館、国立図書館、オーストリア連邦大統領公邸などに利用されています。見学スポットは、王たちの住んだ居館をはじめとして、美貌の皇妃エリザベート(愛称シシィ)の肖像画や愛用の品々を展示したシシィ博物館、王宮宝物館、王宮家具博物館、王宮礼拝堂など。
シェーンブルン宮殿
ハプスブルク家の夏の離宮としてもう一つ有名なのが、フランス王妃マリー・アントワネットや音楽家モーツァルトなどとゆかりの深いシェーンブルン宮殿。フランス革命とナポレオン戦争終結後、ウィーン会議の舞台にもなりました。女帝マリア・テレジアやエリザベート皇后が暮らした豪華な部屋などが公開され、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
旧市街地の中心部には、ゴシック様式のシュテファン大聖堂が建っています。創建は12世紀。ウィーン大司教座のカテドラルで、モーツァルトの結婚式とお葬式はここで行われたとか。地下にはカタコンベ(キリスト教徒の地下墓所)があります。オーストリア美術館として公開されているベルヴェデーレ宮殿には、地元出身の画家グスタフ・クリムトやエゴン・シーレのコレクションが収蔵されています。
ウィーン国立歌劇場
音楽の都ウィーンで、オペラやクラシックの公演を楽しむのもまた一興。モーツァルトやベートーベンをはじめとする多くの作曲家を生んだこの町には、ウィーン国立歌劇場、ブルク劇場など多くの劇場があり、世界トップクラスの公演が開催されています。
市立公園に立つヨハン・シュトラウス2世像
by ST
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