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1927年から続く日本庭園「クボタ・ガーデン」シアトルの人々の憩いの場所 Kubota Garden

シアトル/ポートランド

トリップアドバイザのアクティビティーの人気投票でも

上位にランクインしているKUBOTA GARDEN、ツーリストのみならず

地元に人にも、心が和む空間として人気があります。

Kubota Garden1

KUBOTA GARDENは、創立者のクボタ・フジタロウ氏の志を後世に伝えるため

1988年に出来た非営利団体のKUBOTA GARDEN FUNDATIONの運営なので

入場料は一切かかりません。そして年中無休です。

Kubota Garden2

クボタ・フジタロウ氏は、1907年に高知県高岡郡から移民した方で、独学で造園技術を

学び、1923年に、KUBOTA GARDENING COMPANYを設立します。

Kubota Garden3

その後、1927年にレーニア・ビーチに5エーカーの土地を購入し、Kubota Gardening Company

の事務所兼展示場、そして苗木の育成場となり、またクボタ氏の自宅でもあったとの事。

Kubota Garden4

事業は順調に発展し、土地を買い増し総面積は20エーカー(24,000坪)となり

シアトル在住の日系コミュニティー活動の中心的な役割を果たしたのだそうです。

Kubota Garden5

第二次世界大戦中は、1942から1946年まで実施された日本人、日系移民に対する強制収用所への

収監政策によって、アイダホ州のミニドカ収容所に収監されてしまいます。

Kubota Garden6

その4年間の間は誰も庭園の手入れをする術もなく、荒れ放題になってしまったそうです。

ミニドカ収容所は、オレゴン、ワシントン州の日系人約9,000人が収容されて

いたそうですが、クボタ氏はそこでも石庭と含むコミュニティー公園を造っています。

Kubota Garden7

終戦で収容所から開放された、クボタ氏は2人の息子のタクとトムと共に造園事業を再開し、

1960年には400トンもの石を運び込んで滝や山を作り上げ、今日でもそれらは

庭園の景観を形作る基礎となっています。

Kubota Garden8

1972年には、シアトル地区への日本庭園の紹介と造園への功績に対し

クボタ氏は日本政府から勲五等瑞宝章を授与されています。

Kubota Garden9

庭園はありとあらゆる植物が植えられ、クボタ氏の役100年にも及ぶ

努力の跡がいたる所に垣間見ることができます。

シアトルにいらしたら足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

【参照サイト】
Kubota Garden
Renton Ave S & 55th Ave S
Seattle, WA 98118
http://www.kubotagarden.org/

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