メイン州アケーディア国立公園があるマウントデザート島はハートをひっくり返したカタチをしていて、右の東側は大型クルーズ船も寄港する町バーハーバー(Bar Harbor)などがあり、観光スポットも密集しているので観光客が多く訪れる賑やかなエリア。
一方、左の西側は“The quiet side”と呼ばれ、地元の人が好んで静かに自然を楽しみにくる秘蔵スポット。
観光地のバーハーバーもたくさんレストランやショップがあり、観光客を楽しませてくれますが、今回は“The quiet side”の地元の人に人気のレストランに行ってきました。
1932年から長年ロブスター漁をしてきたBeal’sファミリーの3代目が1969年のオープンしたというピアの端にあるレストラン。
目の前が漁場。
店を入るとまさにそこで引き揚げられた活きたロブスター達が。
もちろん茹で上げられたロブスターを丸ごと食べることもできますが、名物のロブスターロールをオーダー。ロブスターロールだけでマヨ、バター、ガーリック、スパイシーバッファローなどたくさんメニューがあるのです。
まずはトラディッショナルロブスターロール(Traditional Lobster Roll)
定番のマヨで和えたさっぱり味。ニューヨークで食べる小さく刻まれた身のロブスターロールとは大違い。とにかく新鮮で、取り出したばかりの身がごろごろと贅沢にのっています。ロブスターそのもののプリプリな食感が楽しめました。
そしてガーリックロブスターロール(Garlic Lobster Roll)
初めてのガーリック味。ガーリックバターがロブスターの味を引き立てて美味しい。これ一押し!やっぱりロブスターロールにピクルスとチップスは欠かせないですね。
ロブスターバーガー(Lobster Burger)
こんがりと焼かれたバンズにロブスターとチーズ。ボリューム感たっぷりで、こってりとしたロブスターの味が楽しめます。
クラム(Steamed Clam)
ここで獲れるクラム。これもバターで食べるのですが、ちょっと砂が入っているのがどうしても気になってしまう。殻から取り出した貝の身を水で洗って食べるというのがアメリカ流です。
店内も開放的で、漁師の家っていうような感じ。カジュアルに食事ができます。エプロンをしてロブスターと格闘している人々がたくさんいました。
海を眺めながら新鮮なシーフードを食べられるとっても気持ちのよい店。最高のロケーションです。
ロブスターにはやはりキリリと冷えた白ワインがあいますね。
ロブスター漁師のファミリーが経営している店だけあって、獲れたばかりのシーフードがその場で食べられて新鮮そのもの。本物のロブスターロールに出会いました。
あまり人に教えたくない地元の人が通うピアレストランですが、メインまで足を延ばしたら是非本場のロブスターロールをお試しください。
by フィオナ
BEAL’S LOBSTER PIER
182 Clark Point Road
Southwest Harbor, ME 04679
(207)224-3202
https://www.bealslobster.com
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