前回のブログ➡「魅惑の楽園コスタリカ② 熱帯乾燥林とアレナル火山、タバコン温泉で癒される~」からのつづき
アレナル火山の麓の町フォルトゥーナから北へ2時間ほど走り、カニョネグロ野生保護区へ。もう少し行くと隣国ニカラグア。高原のような気候のモンテベルデからどんどんと標高を下がってきたので、気温も空気も確実に変わってきていることを肌で感じます。これまで長袖の長ズボンで過ごしていたのが、半袖短パンじゃないと暑いくらい。そして空気もだいぶ湿気を感じます。1日でこの変化がすごい。
ここではボートに乗り換えて、ジャングルクルーズ。
川沿いに棲む水鳥や野生動物たちを探索しました。
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ボートの操縦士とガイドさんが動物たちを鋭い目で探してくれます。
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色々な種類の水鳥たち。羽を乾かしています。
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まるで小さな恐竜。緑のバシリスク
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ノドジロオマキザルを発見!
木の上にはホエザルのグループがいました!その中にはオレンジ色のアルバイノの珍しいサルが。ホエザルは普通黒いので毛色の違うサルはいじめられてしまい生き抜くのがとても難しいとか。ちょっと悲しい野生の現実もガイドから聞き、考えさせられてしまいました。
わくわくのジャングルクルーズ体験、ちょっと探検家になった気分でした!
さて、その後約2時間半の移動でサラピキという熱帯雨林へ向かいます。途中ハイウェイを走っていたら、ガイドさんが、ストーーーーップ!といきなり叫びました。そしていきなりUターン。ハイウェイのすぐ傍の木の幹にナマケモノがジーっと動かず丸まっているではありませんか。木と全く同じ色だし、こんな姿だから遠くから見たら木の一部にしか絶対見えないのですが、ガイドの下村さんは車内で色々と動物たちについて話している傍ら、ずっとナマケモノが好きな木を探してくれていたのですね。さすがです!
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いじけてる?口笛に反応して一瞬顔を上げてくれましたが、ゆっくーりとこの状態に戻ってしまいました。
さて、サラピキに着くと、川のほとりの熱帯雨林の中にあるロッジ、Salve Verde Lodgeに泊まりました。ここのロッジは全て木で作られていて、まさにジャングルの森と一体化しています。
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快適なお部屋。昼間はちょっと暑かったけど、朝夕はひんやり。ファンだけで十分、冷房不要。
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ハンモックでゆっくりと虫の声を聞きながらちょっと昼寝zzz
ロッジは森の中にあるので、どこかに出かけなくても別棟のレストランまで歩くだけで、そこら辺にカラフルなカエルたちがいます。
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本当に小さな小さなイチゴヤドクガエル
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あまりにもキレイな柄に目を奪われたマダラドクガエル
コスタリカで私が一番会いたかったアカメアマガエル夜行性なので、夜はこんな感じで目をギョロっとさせながら葉っぱの上にじっといます。この世のものとは思えないほど本当にカラフルでかわいかったー!感激してずっと見入ってしまいました。
あんなに夜はカラフルだったカエルくんも昼間は全くの別人。こんな風に葉っぱの裏で天敵から身を守るべく、まるで葉っぱの一部のように擬態して眠っています。
虫の音を聞きながらぐっすりと眠った翌朝、ホエザルのウォーウォーと吠る鳴き声で起きました。そしてロッジのレストランで餌に寄ってくる鳥たちを見ながら食べる最高の朝食。(餌といっても切ったバナナとかだけど。)野鳥たちと一緒に朝食を食べた気分です。
このロッジの敷地内にはサラピキ川をまたぐスカイウォーク(吊り橋)があります。
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朝のすがすがしい空気の中、スカイウォークをハイキング
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ツーカンも見つけましたよ
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見てくださいこの花。まるで唇💋のようでしょ。
そして、午後にはガイドさんのお友達?動物探しの名人コペ先生の家を訪ねました。
裏山の手つかずのジャングルで動物探し。
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リトルランボーというあだ名のコペ先生。かなりワイルドです。笑
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葉っぱの裏にいたもふもふのシロヘラコウモリ。豚鼻がかわいい
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今ちょうど繁殖時期で卵を守っているミドリキヌバネドリ
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冠を被ったようなカンムリズク(これはなかなか会えないらしい。)
この手つかずの鬱蒼とした密林の中でこれだけの動物を見つけるのはこのコペ先生なくしては不可能です。
そしてコペ先生の家の裏庭でコーヒーとペヒバジェ(Pejibaya)を頂きました。Pejibayaはよくフルーツスタンドでも売っていて、コスタリカの人たちのコーヒータイムには欠かせない「おやつ」です。中南米が原産のヤシ科の植物で、栗みたいな食感と味でマヨネーズをつけて食べます。これがまた美味しくてやみつきになります。
この庭に集まってくる野鳥を眺めながらのコーヒータイム。
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ヘラクレスオオカブトもいました
コスタリカと言えばこの熱帯雨林のジャングルのイメージだったのですが、意外にアクセスが良くて、思ったよりベッタリしてなくて、虫にもあまり刺されなくてまさに快適なジャングルでした。もちろん虫除けスプレーもしましたが、虫に刺されたのは1か所だけ。
その後、サンホセまで約2時間の車移動、そして約5時間のフライトでニューヨークまで帰ってきました。朝までジャングルの中にいたのに、その日の夜には家のベッドで寝れるという。。。まさに別世界の夢のような時間でした。
「コスタリカに行くべき5つの理由 夏休みは家族でコスタリカアドベンチャー」につづく(5月27日公開予定)
by フィオナ
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