フラットアイアンビルディングのすぐ近所に、昨年6月にオープンして、あっという間にミシュランで星を獲得した、コリアン・ステーキハウスCote(コート)を紹介します。Coteは、自らを焼肉店ではなく、ステーキハウスと呼んでいて、肉へのこだわりが自慢です。
日本の焼肉店でおなじみのガス式の無煙の焼肉テーブルが、照明とテーブル セッティングで、高級感がましていました。
まずは飲み物。韓国のハイトビールの生。このビールの缶をかたどったグラス、面白いですよねー。このお店ではどちらかというワインを押しているようで、ビールは、この一種類しかありませんでした。ワインは、Prebendeというワイナリーのボジョレー産の赤をセレクト。たっぷりついでくれました。グラスにお店のロゴが入っていているのがいいなーと思いました。
アラカルトもありましが、ブッチャーズ・フィースト(Butcher’s Feast)という、前菜からデザートまで全て入ってるコースを注文しました。こちらが、Butcher’s Feastの、この日のお肉。これで2人前です。お店のお任せで、最高級のアメリカ牛とアメリカ産の和牛から4種類。ハンガーステーキ、リブアイ、フラットアイロンとショートリブの4種類でした。写真右上は牛脂です。
お店の人が目の前で焼いてくれます。焼く順番や塩加減もお店の人にお任せで、焼き加減をミディアムレアにして欲しいとだけ伝えました。まずは、ハンガーステーキ。マッシュルームと韓国のお餅トックが、網の端の方に追いやられて、一見寂しそうに見えましたが、弱火でじっくり焼くためなのですね。
写真の上から反時計回りで、ネギサラダ、カリフラワーピクルス、ハラペーニョとハヤトウリの漬物、サニーレタスと韓国風味噌だれサムジャン。このネギサラダが絶品でした。暖かいご飯にもよく合う味付けでした。カリフラワーのピクルスは新食感。ローストした時の柔らかさや、生で食べるかたさもなく、そのちょうど間くらいの歯ごたえ。ハラペーニョとハヤトウリの漬物は、たまり漬けのような味でした。さっぱりしていて、美味しかったです。
こちらが片面を焼いた状態。焼きあがるとお店の人が取り分けてくれます。大きい肉は、ハサミで切ってくれます。ハンガーステーキは、柔らかいけど適度な歯ごたえがあり、あっさりしていて、いくらでも食べられそうなお肉でした。
次はリブアイでした。次のお店の人のおすすで、お肉とサニーレタスに、韓国風味噌だれと、ネギサラダを一緒に巻いて食べることにしました。脂がよくのっているリブアイとネギとサニーレタスのさっぱり味がよくあいました。サニーレタス以外にも、白ご飯もついてくるので、色々な食べ方が楽しめます。
3番目は、フラットアイロン。ミスジと呼ばれる部分で、脂身が一番少なく、柔らかいけどとろけるというよりは歯切れの良い食感でした。’
どんどん食べ物が運ばれてきて、テーブルの上がさらに賑わってきました。写真の右上から反時計回りで、白菜のキムチ、大根のカクテキ、キムチスープ、韓国風茶碗蒸しケランチム、韓国風お味噌汁のテンジャンスープ。
3種類目のキムチは、エゴマの葉のキムチ。独特の風味があり、わたしは苦手なのですが。。
最後の肉は、マリネされたショートリブ(カルビ)。タレに漬け込んであるようには見えませんが、食べてみるとしっかり味がついていて、ご飯がすすみました。
デザートは、ソフトクリーム。上のソースは、みたらし団子のたれのような甘しょっぱい味がしました。
食べきれないくらいの量。肉や野菜やスープなど、とてもバランスが良いコースで、超大満足でした。ニューヨークで食べた韓国料理の中でダントツの味でした。予約が取りにくいのが、残念ですが、また、絶対行きたいと思います。
by ya
Cote(コート)
16 W 22nd Street
New York, NY 10010
https://www.cotenyc.com/
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