2018年冬のレストランウィークでお得にグルメを楽しむ。モダンイタリアン～ FUSCO ～ - スタッフブログ｜JTB ルックアメリカンツアー

昨年の春にセレブ・シェフのスコット・コナント(Scott Conant)がグラマーシー地区にオープンさせたイタリアンレストラン「FUSCO」。レストランウィークに新しく参加したということで、早速行ってきました。

Food Networkの「Chopped and Beat Bobby Flay」で頻繁にゲストを務める彼。テレビで見かけたことのある人も多いはず。ニューヨークの数々のレストランのエグゼクティブ・シェフ兼オーナーを務めてきた彼の新しいレストランは、彼の祖母の名前にちなんで名付けられたそうです。

ニューヨークらしい縦長の店内は、入ってすぐにバーカウンター席、そして奥にメインダイニングルームが広がっています。

洗練された雰囲気の店内は白を基調に落ち着いたソファーの色、天井のシャンデリア、テーブルのキャンドルなど、シンプルだけどさりげなくオシャレ感が漂います。ソファ席は心地がいい。

最初にサーブされたもっちもちのフォカッチャ。ブロッコリーレーヴのペーストがたっぷり入ったオリーブオイルが一緒についてきました。そして、どこかで見かけたことのあるステキなお皿、以前行ったMareaと同じ食器を使っていました。

レストランウィークディナーのお料理は、前菜(3種)とメイン(3種)とデザート(2種)から一品ずつ選びます。

［前菜1］きのこのポレンタ(コーンミールを粥状に煮たもの)
こちらはトリュフの香るとっても濃厚な一品。チーズ風味が強く、マック＆チーズの味！？ローストしたきのこが美味しい。

Mushroom Sugo polenta & truffles

［前菜2］セロリルート(セロリの根)と栗のスープ
こちらはちょっと変わった味でした。スパイスが効いていて、シナモン風味が強かったのか、あまり栗やフォアグラの味がしなくてちょっと残念。。

Celery Root & Chestnut Soup spiced foie gras froth & hidden rose apples

［パスタ］クラムのタリオリーニパスタ
パスタはプリフィックスの3品メニューには入っていませんが、$12の追加でオーダー可能だったので、2人で一品を頼んでシェアしました。
このパスタ、とても和風テイスト！上にのっているのは鰹節です。クラムの塩気がちょうど良く美味しい一品。

Tajarin aglio e olio, clams & bonito flakes

［メイン1］鴨肉のロースト
鴨はとてもやわらかく、オレンジ風味が効いていて美味しかったです。フレーゴラというサルデーニャの伝統的なパスタが下にたっぷり。

Duck Breast fregola, baby greens & blood orange

［メイン2］シマスズキのソテー
こちらもほんのり和風テイストです。お魚に昆布が香りました。多分昆布締めをしている？と思います。クリスピーポテトは少しスパイシー、クミンの香り。紫キャベツのソースがユニークです。

Striped Bass purple cabbage, crispy potato & smoked brodo

［デザート1］ドライフルーツとココナッツのデザート
上の緑色はバジル風味のシャーベットで、とてもさっぱり。泡状のココナッツの中には小さくカットされたフルーツが隠れています。

Mixed Stone Fruit coconut froth & berries

［デザート2］ティラミス
ケーキ状じゃなくてサンデー風のティラミス。白いボールはアイスクリームとマスカルポーネチーズ。甘めだけれど、注がれたエスプレッソソースと、黒い粒に苦味があって大人な味に変身。

Tiramisu “Affogato” mascarpone mousse, espresso & vanilla gelato

料理はモダンで洗練されたイタリアン。アジアンテイストが多く盛り込まれた料理が多い印象でした。今回、定番のトマトソースパスタを選ばなかったので、余計にそう思ったのかもしれません…。こちらはレストランのシグニチャーだそうなので、また次回試してみたいと思います。
スコット・コナント本人がテーブルに挨拶してまわるなど、とってもアットホームな雰囲気の良いレストランでした。

by ゆ

Fusco
43 East 20th Street
(between Park & Broadway)
New York, NY 10003
(212)777-5314
https://www.fusconewyork.com/