この記事は1年以上前に掲載されたものです。現在は内容が異なる場合がありますのでご容赦ください。

JTBはお陰様で今年で創業102年目を迎えます。今から80年以上前の雑誌のレトロな広告を発見しました。

JTBは1912年(明治45年、大正元年)、貴賓会という外国人観光誘致機構よりその役割を引き継いでジャパン・ツーリスト・ビューロー(JTB)が誕生しました。当時のアメリカ人観光客誘致の促進のための雑誌の広告があります。

R1156599

今から80年以上前の1929年から1930年にかけてアメリカの旅行関連の雑誌に掲載されたものです。レトロで温かみのあるデザインで、イラストなど今から見てもセンス抜群です。

R1156610

当時はJTBのオフィスがまだ米国には無い時代でしたので、連絡先は、Japan Government Railways, One Madison Avenue NYC Nippon Yusen Kaisha, 545 Fifth Avenue NYC となっています。

R1156608

もちろん、まだ航空機の定期便はありませんので、次のような船会社が案内されています。

Nippon Yusen Kaisha

Osaka Shosen Kaisha

Canadian Pacific

American Mail Line

The Dollar Steamship Line

R1156605

水彩画の描かれたようなイラストは、はたしてアメリカ人によるものか日本人によるものかは知る由もありませんが、今見ても大変、新鮮です。

R1156603

JTBでは、同じ時期に20冊以上のTourist Library Seriese という日本の伝統芸能を詳細に紹介した本を発行しています。そして、JAPANと題したガイドブックも発行していますがそのページ数は1000ページを越え、日本の歴史、文化、伝統芸能、宗教などに200ページ以上を割いています。

R1156601

今は10時間ちょっとで身軽に日本まで行けますが、当時はたくさんの荷物を持った一大旅行だったんでしょう。1905年日露戦争に勝利した日本に当時のアメリカ人はどんなイメージを描いていたのかの断片をこの広告からも伺うことができそうです。

【参照サイト】
JTB USA Inc.,
19700 Mariner Ave
Torrance CA 90503
www.jtbusa.com

関 克久

関 克久

Sales & Marketing Div., GM at JTB USA Inc.,
旅行のプロデュースに携わって30年。趣味は写真。「百聞は一旅に如かず」旅に出て初めてわかるのは、実は故郷の良さなのかも知れません。旅は百薬の長がモットーです。
関 克久

Comments are closed.