ここニュージャージーではコロナ感染拡大が3月中旬頃から始まり、早半年が経とうとしていますが、感染者もかなり減少し、少しづつ平穏な日常を取り戻しつつあります。
コロナ禍であっという間に終わってしまった夏。
いつもだったらバケーションに遠出をしたりしますが、今年はステーケーションやロードトリップや近場でバケーションを過ごす人が多い夏でした。
でも、逆に「灯台もと暗し」で近場で行ける楽しいところの発見もあったのでよい機会だったのではとも思います。
北米は8月末頃から少しづつ秋の気配が感じられるようになってきたので、夏が終わってしまう前にビーチに行ってきました。
ニューヨークから車で約1時間半くらいで行ける、ニュージャージーのジャージーショアといわれる海岸線には美しいビーチがたくさんあります。
ニューヨークが東京だとしたら、ロングアイランドは湘南、ジャージショアは千葉の九十九里浜?に近いイメージでしょうか。(あくまでも個人的意見、かつ関東版ですみません。)
でも日本のビーチと違うところは浜辺に沿って、ボードウォークがしっかりと整備されていてレストランやバー、ショップなども充実しているところですかね。海水浴に行くというよりのんびりリゾート感を楽しめます。
今回はジャージーショアの中でも人気のアズベリーパーク(Asbury Park)に行ってきました。ここアズベリーパークは19世紀の終わりに海岸リゾート地として開発されてから、1920年代にはニューヨークやフィラデルフィアからたくさんの観光客が押し寄せる大人気のリゾートとして栄えました。
その当時建築されたパラマウントシアター&コンベンションホールが今でもあり、アズベリーパークのアイコンとしてその当時の栄華の面影を残しています。
また、ここアズベリーパークはブルース・スプリングスティーンなどを生み出し、ジャージー・ショア・サウンドと呼ばれるロックの聖地でもあります。
ブルース・スプリングスティーンは「4th of July, Asbury Park」など、彼の愛するアズベリーパークを題材にした曲でも知られていますね。
朝早かったのでまだ人がまばらな静かなビーチをゆっくりと歩きました。
朝9時からはビーチに入るのは有料。
今はコロナ禍で人数制限をしている為、ビーチに入るためのデイリーパス(ウィークエンドは$7)はオンラインでの予約が必要です。
ここで予約→https://www.viplypass.com/asbury-park-beach-badges/
ビーチに入るのに「チェックイン」をしている人たち。
今日は時間があまりなかったので、ビーチには入りませんでしたが、
美しいビーチ沿いを海を見ながらボードウォークを歩くだけで気持ちいい!
空がもう秋の空ですね。夏の終わりを感じます。
ボードウォークには鮮やかな壁画アートも。この壁画の前で撮影している人たちも多く見かけました。
ボードウォークの中心にあるレストランThe Robinson Ale Houseでブランチ。
アウトドアシーティングだけでしたが、2階にテラス席もあるので、海風に吹かれながら爽快にダイニングを楽しめます。
もちろん海の幸を頂きました。フライドカラマリとフィッシュタコス。地ビール「Asbury Park Blonde 」と一緒に。すっきり軽めでシーサイドで飲むビールとしては最高!
アメリカンなメニューもあります。
コーンドビーフがふんだんに入ったルーベン・サンドウィッチ。
ボードウォークを散歩やジョギングをしたり、自転車で走ったりと思い思いの時間を楽しんでいる人たちと、海を見ながら久々のアウトドアダイニングを楽しみました。
午後にはビーチに人がいっぱいに。
短いコロナ禍の夏でしたが、のんびりとした夏の終わりの一日でした。
みなさんはどんな夏を過ごされましたか?
By フィオナ
The Robinson Ale House
1200 Ocean Avenue
Asbury Park, NJ 07712
Phone: 732-774-1400
https://www.therobinsonalehouseasburypark.com/
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