黒と白を基調にした、インテリアが素敵なイーストビレッジのマダム ヴォーは、シェフが、家族に伝わるレシピをもとに作る本格ベトナム料理のお店です。ランチに行っても、ディナーに行っても、いつもいっぱいの人気店です。予約をせずに行ったところ、テーブル席は満席で、なんとかバーカウンターに座ることができました。
ランチの時間帯でもディナーのメニューから注文できますが、ランチタイムには、ランチセットがあります。ランチセットは、前菜とメインからのリストから一品ずつ選ぶ、プリフィックス・スタイルです。こちらは、ランチの前菜の、生春巻き(Goi Cuon)。ピーナッツのたれ付き。エビと、バーミセリ、レタスとミント入りのあっさりシンプルなお味でした。
マダム フォー(Madame Pho)
ランチとディナーでポーションが違います。ランチのフォー(右)とディナーのフォー(左)を並べて比べてみました。ランチのフォーのポーションのほうが小さめですが、実はこれで、日本で食べるフォーの大きさと同じらいだと思います。
アメリカでフォーを頼むと、こんな感じで、生のモヤシや、ホーリーバジル、青唐辛子のスライス、ライムが別皿で出てくることが多いんです。ホーリーバジルは、癖の強いバジルみたいな香りがするハーブです。お好みで、葉っぱをちぎって入れます。日本では、もやしを生で食べる習慣がありませんよね? 私は、まだスープが熱いうちに、もやしをフォーの底に沈めて、ちょっと柔らかくして食べています。まだシャキシャキが残っている頃に、食べるとおいしいですよ。
基本の具は、モモ、ブリスケット(牛ばら)、ミートボール、たっぷりの青ネギのみじん切りと、パクチー、オニオン・スライス。ディナーメニューのフォーには、オプションで、リブ肉がたせます。この巨大なお肉がリブで、骨からホロっと離れる柔らかさに感動。フォーの上の牛肉のスライスがレアの状態で乗ってくるので、これも、もやし同様、スープの底に沈めて、ミディアムレアくらいにしてから食べてます。ここのフォーの自慢は、24時間じっくり煮込んまれた牛骨スープ。透き通ったスープは、出しがきいていて、コクがありながらもあっさり。
バーミセリ 汁なし麺(Vermicelli Bowl)
レモングラスの豆腐、エビ、豚、チキンから、1つトッピングを選びます。チキンをチョイスして、追加で、エビ、カニと豚肉入りの揚げ春巻きを乗せてもらいました。具沢山で、ピーナッツ、フライド・シャーロット、ねぎ、フライドポテトのようにカットされた大根と人参のベトナム版のなます。その下には、サニーレタス、ホーリーバジル、きゅうり、暖かいバーミセリ(米麺)がたっぷり入っていました。ナンプラーをベースにした甘酸っぱいタレ(写真左上)を和えて食べる、サラダ麺のようなもので、色々な食感と味が楽しめます。
各テーブルに置いてあるのは、赤いほうがホットソース。黒っぽいほうが甘味噌のソースでした。
ベトナム料理は野菜も多く、味付けも日本人好みのやさしい味なので、旅行中に外食続きで胃が疲れた時や風邪の時などにいいかもしれません。
by ya
Madame Vo
212 E 10th St
New York, NY 10003
https://www.madamevo.com/
【関連記事】
・ニューヨークに横浜家系ラーメン E.A.K Ramen が初上陸!
・世界で1番安いミシュランレストラン 〜「添好運 Tim Ho Wan」 New York
・通いたくなる味、ロウアー・イースト・サイドの東南アジア料理〜Pig and Khao
・インスタ映えする見た目もおいしい居酒屋『SakaMai』
・夜景ざんまい『ゴールド』〜ディナーと夜景とエンパイアを満喫〜
・マンハッタンのど真ん中、意外に楽しめる観光スポット的な空間
・・エンパイア・ステート・ビルは冬の透きとおる夜が一番!
・【ニューヨーク観光名所人気ランキング】はこちら!