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現地オプショナルツアーのJTB ルックアメリカツアー

NY アウトサイド・ダイニング始まる

アメリカ

7月5日 日曜日、世間では経済再開も進んでいることもありまして、私は在住するクィーンズ区から、3か月振りにマンハッタン区を訪れました。

日曜のミッドタウンからアッパーイーストサイドへ歩いてみると オフィス街はさすがにゴーストタウンのごとく閑散としていましたが、天気が良かったということもあり、セカンドアベニュー、サードアベニューのレストランやバーが集まるエリアには、人々が出ており、活気がありました。

私はレストランの表に出ているテーブルに座り、初夏の青空の下でビールを飲みながら周囲を眺めました。客も店の従業員もリラックスしており、ピリピリした感じはありません。

リラックスしているといっても、皆は決して適当な行動をとっているわけではなく、楽しい時間を過ごしたいからこそ、柔軟にこの現実に対応しているという印象がありました。「New York Tough. New York Smart. 」ですね。

こちらはウェストヴィレッジのアウトドアダイニングの様子です。

客が去るたびにウェイト・スタッフはテーブルを消毒しますが、それはこれまで濡れタオルでテーブルを拭いていた代わりに、消毒液を導入しただけの話であり、何ら異常な光景には見えません。

買ったばかりの『ニューヨーク・ポスト』紙を手にして、機嫌良さそうに現れたサングラス姿の女性客が席につき、オーダーをしたのち、ニコニコしながら、早速、持参した消毒ペーパーを使って、テーブルや、コショウ、塩の容器を拭き始めました。

私のかたわらを、親に連れられて横切って行く3才くらいの女の子もマスクをしています。私は「この子にとって、この状況は『ニュー・ノーマル』ではなく、『ノーマル』になるのだろうな」と、ふと思いました。

街行く人々が、夏なのにマスクを付けているということ以外には、以前と何も変わらぬアッパーイーストサイドの晴れた日曜の昼下がりでした。

ビールを飲みながら私は、「秋には一体どうなっているのだろう」と思いつつ、昔、聞いたある映画のセリフを思い出しました。

“Life goes on. It always does. Until it doesn’t.”

by シュヴァリエド・ド・バリバリ

 

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