ミシガン湖畔の「ミュージアム・キャンパス」と呼ばれる公園には、このフィールド自然史博物館をはじめとして世界的に有名は水族館「シェッド水族館」、「アドラー・プラネタリウム天文学博物館」(旧アドラー天文台)の3つの 名物アトラクションがあります。どれも歩いて行ける、そしてお得な「City Pass」が使えるので、1日ゆっくりこの公園で過すのがお勧めです。
週末は家族連れで混み合います。 8月の土曜日の昼時で40人ほどが行列(左)でチケットを購入していました。でも、右横のWill Callラインには数人しか並んでません・・・・・・実は「City Pass」を持っていればここからExpressで入れるんですね! これは便利。 シカゴシティーパス ~CHICAGOの5つ主要アトラクションに行けて9日間有効~
ロビー(奥の方でちょっと見えにくいですが・・)には最も有名な恐竜 Sue(スー) の展示があります。
Sue は現存するT Rex (テラノザウルス)の中で最大で、全身の骨格が最も完全に保存された化石で、オークションで高額で落札されたものだそうです。
ニューヨークの自然史博物館と展示の内容はほぼ似ていて、規模的にはNYの半分強といったところですがじっくり見ると半日ではとても足りません。駆け足で展示物だけザッと見ようとしても2-3時間はかかりますね。
これは、”Lyuba”と呼ばれている42、000年前の生後1か月のマンモスの標本。”Lyuba”とはロシア語で「Love」という意味だそうですが、2007年にシベリアの凍土から見つかったとのこと。
ニューヨークの自然史博物館にある化石より少し小さい、アパトサウルス。ここのは中くらいの大きさだそうですが、それでも全長21メートル、33トンという巨大なサイズ!
ところで、ロビーに展示されている話題のSueの化石ですが、体長14メートル、高さ4メートル、6.4トンというサイズのため頭蓋骨は以外に重く首への負担が大きいため、本物はつけることができなかったのだそう。本物の頭蓋骨は二階の展示場に展示してあります。
インフォーメイションの係員の方、「私はインディアアン、だからAncient Americasのコーナーは見て欲しいの、それからHall Of Gems、Jadeのコーナーもスゴイので見てみたら・・・」と言ってました。要は全部がスゴイから時間をかけてゆっくり見たほうがいいですよ! という事ですね。
ワシントンの「スミソニアン国立自然史博物館」にも同様の宝石展示エリアがあって有名は「呪いの石」と呼ばれるホープ・ダイヤモンドが展示されていますが、ここはやっぱり人気が高いようですね。なんかショッピングモールにある高級宝石店に来たような感じですが、女性には人気です。
インフォーメイションの係員のお勧め、Jadeの展示。 紀元前数千年の中国のヒスイ細工の展示は圧倒的です。
フィールド自然史博物館は常設展のほかに、地質学、生物学、人類学の分野にとらわれない話題性の高い特別展が開かれることでも有名で、チョコレート展、ジャクリーン・ケネディー展、などなど、特別料金がかかりますが地元の人にとっても見逃せない博物館となっています。
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【参照サイト】
The Field Museum
1400 S. Lake Shore Drive
Chicago, IL 60605-2496
(312) 922-9410
http://www.fieldmuseum.org/
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