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ホーラーコメディーの名作「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」がオフブロードウェイで復活!

アメリカ

1960年に公開されたB級ホーラー映画「Little Shop of Horrors(リトル・ショップ・オブ・ホラーズ)」を元に作られた、ミュージカルがオフ・ブロードウェイに帰ってきました。1982年にオフ・ブロードウェイで初演されたこのホラーコメディー・ミュージカルは、大ヒット。その後、ブロードウェイやロンドンのウエストエンドでも上演され、「ゴーストバスターズ」のヒロインの隣人ルイス役で知られるリック・モラニスを主演に1986年に映画化もされている人気の作品です。
音楽は、数々のディズニー映画を担当した敏腕大物の作詞・作曲家チームAlan MenkenとHoward Ashmanが手がけ、脚本もHoward Ashmanが書いています。今回の公演の演出は、ニール・パトリック・ハリスの主演で話題を呼んだ「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のブロードウェイ公演や、Greendayの「アメリカン・イディオット」のブロードウェイ版を手がけたMichael Mayerが担当しています。あらすじ
倒産寸前の花屋で働くさえなくひ弱な店員シーモアは、同僚のオードリーに片思い中です。オードリーは、暴力を振るう歯科医オリンと付き合っていますが、別れられずにいます。ある日、シーモアは、謎の植物に出会います。その植物を店頭に飾ると、お店は大繁盛。ボスから、植物の世話を任されたシーモアは、その植物が、人の血を飲んで生きる人喰い植物だということを知ります。植物の餌の調達に困るシーモアは、オードリーの彼氏オリンを人喰い植物の餌にしてしまうことを思いつきます。シーモアとオードリーの恋のゆくへは?オリンの運命は?。。みどころ
私の一押しは、患者を拷問するのが好きな変態な歯医者役のChristian Borle。「Something Rotten!」でシェイクスピアを演じトニー賞も受賞している彼の演技は、見逃せません。リトル・ショップ・オブ・ホラーズでは、歯科医の他にも、なん役も演じていて、とにかく面白いんです。主役のGideon Glickも注目です。数々のブロードウェイとオフブロードウェイ作品に出演経験をもつ若手俳優で、「To Kill a Mockingbird」では、助演男優賞にノミネートされたこれからが楽しみな俳優さんです。劇中の曲が素晴らしいのもこのショーの見どころです。それもそのはずで、このミュージカルの楽曲は、美女と野獣やアラジン、リトル・マーメイドなど多くのディズニー映画音楽を担当したゴールデンコンビ、作曲家のAlan Menkenと作詞家のHoward Ashmanの作品です。

オフブロードウェイのいいところは、やはり会場が小さめなので、舞台も近く、臨場感があります。英語が心配で予習をされたい方は、1960年のオリジナル作品ではなく、1986年公開の同名の映画の方を見ると良いと思います。上演時間は、途中休憩を入れて2時間。5歳以上推奨、4歳以下は入場不可です。お見逃しなく!

by ya

劇場:
Westside Theatre(ウエストサイド劇場)
407 West 43rd St,
New York, NY 10036
https://www.littleshopnyc.com/

bway

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