英語を話さない海外旅行者どころか、地元アメリカ人でさえもチンプンカンプン、と悪評高いサンフランシスコの地下鉄・BARTの切符購入方法を、本日は図解つきで解説します。これからサンフランシスコに出発する方、必見です！
ではまず、券売機の様子からご覧ください。ここは、サンフランシスコ・ダウンタウンのオフィス街にあるMontgomery（モンゴメリ）駅。駅構内には、この様に販売機が設置されています。
券売機の前に立ちました。これがBART券売機の初期画面です。
まずは、券売機右上の運賃表で目的地までの運賃を確認します。ここでは例として、Montgomery駅から空港、San Francisco int’l Airport駅までのチケットを購入します。空港までは$8.65と表示されています。
運賃を確認したら、おもむろにお金を入れましょう。$10.00入金してみます。
すると、券売機の画面には$10.00チャージされている旨が表示されました。
このままでは、入金額そのままの切符を購入してしまいます。全く持って不親切です。
$10.00の切符を買う必要はないので、購入金額を調整しなければなりません。さあ、BARTチケット購入で、最も難解な段階に突入しました（軽く興奮状態）！！
画面左のBボタン Substract $1 を押してみます。すると、合計金額から1ドル引かれ、9ドルになりました。つまり、このボタンを一回押す毎に1ドルがチャージ金額から引かれるのです。
Dボタン Substract 5c は、一回押す毎に5セントがチャージ金額より引かれます。これらのボタンを操作して、チャージ金額が$8.65になるように調整します。
間違えてチャージ額を$8.65より少なくしてしまった場合は、AボタンAdd $1 またはCボタンAdd 5cを押せばチャージ額が増えます。これらのボタンを地味にポチポチ押し続け、希望額になるまで手動で調整します。
無事$8.65に調整が出来たら、画面右のEボタンを押して、いよいよ$8.65のチケット発券です。感無量ですね
。
チケットは画面の右下部分から出てきます。
その後、お釣り($1.35)が出てきますので、忘れずに回収しましょう。ここで更に不可思議な現象が。何とお釣りは金額に関わらず、全て小銭で出てきます。
例えばお釣りが5ドルなら、25セント硬貨が20枚出てくるのです
。サンフランシスコの駅中でラスベガス状態（コインの大量放出）に陥りたくなければ、券売機に投入する金額から考えなければならないと言う、非常に難解・不親切・不可思議な券売機。こんなシステム、本当に誰が考え出したんでしょう？？？
いかがでしょうか。何がともあれチケットを買ったら、後は自由自在にベイエリアの観光を楽しむのみ！！いってらっしゃい！！
<八重 in San Francisco>
サンフランシスコへ行ってみたくなったでしょうか？
【参考】
BART (Bay Area Rapid Transit)
415 989-2278
http://www.bart.gov/
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