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ワインの名産地:ナパ・バレーの経済活動再開の状況

アメリカ

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、カリフォルニア州知事が市民に外出自粛を要請してから約3ヶ月。州から許可を得た一部エリアでは、段階的に経済活動を再開し、少しずつコロナ前の日常生活を取り戻しつつあります!世界的に有名なワインの産地として知られる「ナパ・バレー」もその1つです。

サンフランシスコから約1.5時間の距離にあるナパ・バレーでは、カリフォルニア州内の他都市と同様に、人々の生活に必要不可欠な施設(病院、薬局、スーパーなど)以外は、一部営業停止を余儀なくされました。特に観光産業が盛んなナパでは、ホテル・レストラン・ワイナリー等に一時的に大きな影響を及ぼしましたが、現在では州や地方自治体が「衛生的で安全な営業のためのルール」を示し、ルールを遵守する一部施設は、営業の再開が認められるようになりました。特にナパ・バレー観光局は、“World-Class Hospitality Means World-Class Cleanliness!”(一流のおもてなし=一流の清潔さ!)をモットーに…

・従業員がマスクを着用する
・従業員は始業前に検温を行う
・施設内の除菌・清掃を徹底する
・ソーシャルディスタンスを保つ
・施設内の収容人数を減らす

…などの事項を守るように呼びかけています。諸々の制約はあるものの、下記施設では実際に感染防止への取り組みを実践しながら、営業を開始しています。

 

【レストラン】

▲ Brix Restaurant & Gardens (写真は改装前のものです)

ナパにある人気のカリフォルニア料理店。州内全域で、レストランでの店内飲食が禁止されていたため、長らくテイクアウトのみの営業でしたが、5月末から店内や外のパティオでの飲食が可能となりました!また、予約可能人数を制限したり、施設内での接触を減らすためにテーブルの配置も工夫しています。

【ワイナリー】

▲ Beringer

ナパ・バレーで最も歴史のあるワイナリーの1つ。現在もワイナリー内でのテイスティングは見合わせていますが、ワインメーカーによる「ホーム・テイスティング」をインスタグラムでライブ配信したり、ワインのピックアップ(事前注文したワインをワイナリーに取りに行くこと)を受け付ける等の対応で営業を続けています。ワイナリーによっては、既に事前予約者限定でワイナリーの訪問を受け付けていたり、テイスティングメニューを再利用しない、支払い時はできる限りタッチパネルに触れないような方法を使う等、衛生面にも配慮して営業を開始しています。

【ゴルフ場】

▲ Eagle Vines Golf Club

ぶどう畑に囲まれたジョニー・ミラー氏がデザインしたコースとして有名。長らく営業を中止をしていましたが、第一段階として、利用者をナパ郡内居住者に限定して5月末に営業を再開しました。施設内では、ソーシャルディスタンスを保つよう案内があります。国内外からの利用者も多い人気のゴルフ場のため、限定営業の規制緩和が待ち遠しいです!

北カリフォルニアは本格的な夏の到来とともに、ウィズ・コロナに対応した「新しい日常」が始動し、状況が刻一刻と変化しています。私たちもお客様を安全にお迎えできるよう、日々準備を進めて行きたいと思います!

by Nozomi

 

関連ツアーはこちら↓
【専用車でご案内】ワイナリープライベート観光(ナパ/ソノマ)

 

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