ニューヨーク/マンハッタン

感謝祭と日本人(前編)

今年も感謝祭(サンクスギビング・デイ / Thanksgiving Day)が近づいてきました。感謝祭は11月の第4木曜日に設けられた祝日であり、その名の通り、恵まれることに感謝する日ですね。

1620年、イギリスの反イングランド教会派のキリスト教徒たち(ピルグリム・ファーザーズ)が、メイフラワー号という船で新天地アメリカへ向かい、現在のマサチューセッツ州ケープコッド湾に上陸したのち、同地で無人になっていたアメリカ原住民の村を発見しました。彼らは『プリマス』と名付けたその地を住居にしました。

到着した季節は農作物を育てるには遅すぎ、イギリスの都会出身者が大半であるピルグリムたちは荒野で暮らす手段を知らず、最初の1年でその半数が病死しました。

ピルグリムは、ある時に同地を訪れた原住民『ワンパノアグ族』と協定を結び、彼らから同地での暮らし方を教えてもらいました。

ワンパノアグ族は年間を通して、土地がもたらす多くの恵みに対する感謝の祭事を行っており、ピルグリムたちも祖国で収穫時に感謝祭をしていたので、プリマス到着から1年後の1621年に恵まれた初収穫に対して、両グループで一緒に感謝するために祝日を設けました。それが感謝祭が生まれたきっかけでした。

1789年にワシントン大統領が感謝祭を全国的祝日とし、1863年にはリンカーン大統領が11月の最終木曜日をその日に決定しました。

感謝祭では家族や友達が集まってご馳走を囲むのが伝統となっており、メインディッシュは七面鳥ですね。七面鳥である理由は、上記1621年のお祝いで両グループが食べ物を持ち寄った際、原住民側が炙り焼きにする七面鳥を準備したからです。

さてアメリカにいるネイティブ日本人の中にも、感謝祭を祝う人は多いと思います。しかし、正直言って日本人には七面鳥よりは鶏の方が馴染みがあると思いますので、サンクスギビングのディナーを焼き鳥屋でとるという日本人は、アメリカには実は多いのではないでしょうか。(後編へ続きます)

by シュバリエ・ド・バリバリ

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